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LOトンプソンも果敢にボールに絡み、スクラム、モールでは持ち味の体を張ったプレーを披露した。
さらに前半ロスタイムにもCTBパトリック・ステイリンのトライと、SHゲニアのゴールで7点を追加し、31-0と近鉄が大きくリードして前半を折り返した。
後半に入っても、FW、接点で上回る近鉄のペースは変わらない。6分にはFBマシレワ、12分にFL野中がトライ。後半20分を過ぎると、近鉄はさらに攻撃の勢いを増す。
23分にはSOクーパーがトライし、28分と31にはNO8ファカオシレアがハットトリックとなる連続トライ。
「ラグビーの伝統で引退する選手がキッカーを務める」(LOストーバーグ)と話したように、32分にはサッカー経験もあるLOトンプソンが見事にコンバージョンを決め62-0とする。
多くのファンから「トモ」コールが流れる中、試合終盤の後半38分、トンプソンのトライが期待されたが、「僕は猛スピードない。10年前だったら自分で取っていた(苦笑)」と、LOトンプソンはFBマシレワにパスして、そのままトライ。
50分にも、FBマシレワがハットトリックとなるトライを追加。LOトンプソンは最後にもう一度コンバージョンキックに挑戦したが、右隅からのゴールは外れたものの、11トライを挙げた近鉄が74-0で大勝し、トップチャレンジ優勝を決めた。
なお、今季はワールドカップシーズンのため、トップリーグが変則的なスケジュールの開催になり、トップチャレンジ優勝チームとトップリーグ最下位の自動降昇格はない。
試合後、そのままピッチで引退セレモニーが行われた。トンプソンは「うれしいです。試合に勝ちました。だから、ちょっと疲れた。感謝しています」と話した。
LOトンプソンは近鉄のアンバサダーで、日本語や生活について教えてくれたタウファ統悦、栗田工業から花束を受け取ると、「TOMO 4」と書かれたTシャツを着た近鉄メンバー、スタッフと記念撮影。胴上げされた後、場内を1周してファンとの別れを惜しんだ。
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