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ラグビー コラム 2020年1月13日

【ハイライト動画あり】東芝が4シーズンぶりに府中ダービーに勝利。14人のサントリーは勝点1を確保。トップリーグ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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写真:サントリーのCTBケレビ

これ以降は攻める東芝、守るサントリーという構図になり、前半終了間際、東芝はゴール前まで攻め込み、連続攻撃からSH小川主将が相手の隙をついて近場でトライを挙げて12-7とし前半を折り返した。

後半、先に得点を奪ったのは1人少ないサントリーだった。7分、ボールを大きく動かし、CTBケレヴィの突破からチャンスを作り、最後はFB松島が左外に股の下を通す約20mのパスを通し、最後は新戦力のWTB WTBテビタ・リーが押さえて12-12の同点に追いつく。

しかし、1人多くFW戦でも優勢だった東芝は、20分、ゴール前のスクラムを起点に左に展開しWTB松岡久善がトライ、SH小川のゴールも決まって19-12と再びリード。

その後もサントリーが激しいタックルを繰り返して守備で粘るものの、30分、FWにこだわった東芝、最後はポスト下にPR(プロップ)三上正貴が押さえて26-12とリードを14点差とした。

サントリーも36分にCTBケレヴィがラインブレイクし、トライを挙げて26-19としたが、最後も数的有利な東芝が試合をコントロール。そのまま26-19でノーサイド。東芝がサントリーに勝利したのは4シーズンぶりのことだった。

昨シーズン11位の東芝が準優勝だったサントリーを下して勝点4を得て、サントリーも負けたが、7点差以内の敗戦のため勝点1を獲得。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)には東芝の主将SH小川が選出された。

写真:東芝のブラックアダーHCと共同主将のSH小川

初のトップリーグの試合でチームを勝利に導いた東芝のブラックアダーHCは「タカ(小川主将)と選手たちを誇りに思います。プレシーズンですごくハードワークをしてきました。それが今日見せることができた。特に後半、落ち着いてプレーできたことが良かった」と初勝利も先を見据えて冷静に話した。

また、「なぜ、タカがキャプテンなのかということがプレーを見てわかったと思います。キャプテンは常にベストなパフォーマンスを見せることでチームを勝利へ導きます」と称えた。

写真:東芝の小川主将。MOMに選ばれた

小川主将も「(昨年の)カップ戦で自分たちの自信を取り戻したというのがまずありました。それからトットさん(ブラックアダーHC)が来て、ラグビーとして、より詳細なプレーをするようになって、そこをみんなが一緒に理解して、勉強してというのをやってきました」。

「みんなでつくりあげてきたことがよかった。今日は今シーズンここまで準備してきたこと、サントリー戦に向けて今週準備してきたことをノンメンバー含め、それを信じて23人が実行できた。その結果、勝利をつかめた」と胸を張った。

日本代表のキャプテンを務めたFLリーチは「(勝てた理由は)いろいろありますが、ボールをスペースに運ぶことができたのが一番。HCの影響大きいです」。

「アタックコーチのジョー・マドック、森田佳寿のコンビが良くて、FWには(マット・)トッドと湯原(祐希)さんがいる。スクラムが強かったから今日、勝てた」。

「(東芝復活に向けて)先々週のトヨタ戦も少し(兆しが)見えて、今日も久々にサントリーに勝って勢いが作れる。東芝の中ですごく盛り上がっている。会社もラグビー部もかなりみんなポジディブなコメントばっかり。東芝、これからもっともっと強くなる」と満足げに話した。

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