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ラグビー コラム 2020年1月8日

大西将太郎のラグビートップリーグ2020順位予想

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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4位予想 サントリーサンゴリアス(昨季2位)

優勝できる力は十分に持っていると思います。

新加入したオーストラリア代表のCTBサム・ケレビ、WTBテヴィタ・リーは、昨年少なかったペネトレーター(突破役)です。彼らが活躍できれば、他の日本人FWがさらに活きてくると思います。

新しいヘッドコーチは、W杯でジョージア代表を率いたミルトン・ヘイグさん。どんな結果を残してくれるのかが楽しみです。

今シーズンからサントリーの元指揮官(2010~12年度)で、イングランド代表ヘッドコーチのエディー(・ジョーンズ)さんがアドバイザーに加わりました。

イングランド代表の仕事があるので戦術・戦略に関してそれほど介入しないと思いますが、連敗が続いた場合などはアドバイスがあるかもしれません。エディーさんの仕事ぶりも楽しみです。

サントリーは「動き続けるラグビー」です。ただ、これまでのサントリーラグビーの“プラスアルファ”が見られる可能性はあります。どういったラグビーを見せてくれるのかが楽しみです。

5位予想 東芝ブレイブルーパス(昨季11位)

2018年度は所属カンファレンスで2勝5敗でした。しかしサントリーとの今シーズン開幕戦で勝ったりすると、流れが変わるのではと思っています。

新しいヘッドコーチは、元NZ代表のトッド・ブラッカダー。スーパーラグビーで2009年から2016年まで常勝軍団の古巣クルセイダーズを率いました。優勝はできませんでしたが、東芝は化けそうな気がしています。もともと良い選手が多いチームでもあります。

大西将太郎

注目選手

Malcolm Marx

注目は、NTTコミュニケーションズの南アフリカ代表フッカー(HO)、マルコム・マークスですね。フッカーは最前列でスクラムを組んだり、ラインアウトのスローイングをすることの多いポジションですが、彼はフッカーとは思えないような仕事を見せてくれると思います。

パナソニックのHO堀江翔太と共に「世界的なフッカーはこんなに色んなことができるんだ」というプレーを見せてくれそう。なんでもできる選手こそ、マークスです。

リコーのスタンドオフ(SO)ベリック・バーンズにも注目しています。パナソニックから今シーズンから移籍してきました。リコーの選手を化けさせてくれそうな気がします。

竹山晃暉

注目新人は、パナソニックのWTB/FB竹山晃暉(帝京大)。

トライを取るセンスは素晴らしいです。センターに南アフリカ代表で新加入のダミアン・デアリエンディ、ディラン・ライリーなど強力な選手がおり、外にいる竹山を活かす選手たちが多い。トライを量産する可能性は十分あります。

もう一人の注目新人は、サントリーのバックローであるテビタ・タタフ(東海大)。ずっと良い選手だと思っていました。

サントリーに入って身体も絞れて、走れるようになってきました。しなやかなプレーをする選手で、突破だけではなくカウンターもできる。献身性など、強さ以外の能力も兼ね備えています。

目黒学院、東海大学で同期だったアタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼)が日本代表に選ばれていますし、4年後のW杯フランス大会に出たい、という思いは強いでしょう。トップリーグで爆発してほしいですね。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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