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ラグビー コラム 2020年1月4日

監督や仲間、そして対戦相手への感謝。ベスト4に進んだ選手たちのコメント。全国高校ラグビー大会準々決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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準決勝第4試合は過去に5度の優勝を誇る、地元大阪のBシード・常翔学園(大阪第2)が、初優勝を狙うAシードの京都成章(京都)にチャレンジした。

常翔学園がPGで先制するものの、大型FWを擁する京都成章が強さを見せて前半11分、12分にLO本橋拓馬(2年)らがトライを挙げて、12-3とリードする。その後はトライを取り合い、京都成章が19-8とリードして前半を折り返した。

後半、主将のPR為房慶次朗(3年)を中心に徐々にFWで対等に戦い、スクラムでは優勢だった常翔学園ペースとなる。

FWで優勢となるとBK(バックス)も躍動し、7分にはCTB岡野喬吾(3年)がトライ、さらに16分にはFB吉本匠希(3年)がトライを挙げて、ついに20-19と逆転に成功。

しかし、京都成章もAシード校の意地を見せて、24分には得意のモールを押し込み、最後はSH(スクラムハーフ)宮尾昌典(2年)が押さえて、24-20と再び逆転する。

それでも、常翔学園はあきらめることなく攻め続けて、ロスタイムにボールを展開し、最後はWTB生駒創太郎(3年)がトライを挙げて、27-25で逆転勝利を収めた。

◆強力なスクラムや接点でFWを鼓舞し続けた常翔学園の主将PR為房慶次朗

「(京都成章は)身長が大きいことはわかっていたが、力のところでは負けないと臨みました。そこでプレッシャーをかけることができた。FWが下がったら全体の意識が下がってしまうので、FWから声をかけていた。あきらめなければ勝てると思っていた。

逆転トライだったので嬉しかったです!近畿大会で(御所実業に0-7と)1トライ差で負けた。準決勝は(御所という)因縁の相手になった。絶対勝たないといけない。

自分たちの強みを活かせば勝てると思うので、FWの強さ、BKの速さを最大限に活かしたい。ベスト4進出が7年ぶりだったので、7年ぶりの優勝をつかみたい」。

文/写真:斉藤健仁

全国高校ラグビー大会 準々決勝

【ハイライト】京都成章(京都) vs. 常翔学園(大阪第2)

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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