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準々決勝第2試合は選抜準優勝のAシードの御所実業(奈良)と、2大会ぶり6度目の優勝をうかがう、Bシードの東海大仰星(大阪第3)の関西勢同士が激突した。
前半7分、御所実業がボールを展開しWTB澤口飛翔(3年)が相手の裏にキックし、最後はドリブルしてから押さえてトライ。
FB(フルバック)石岡玲英(3年)がゴールも決めて7-0と先制する。その後は攻める東海大仰星に対して、守る御所実業という展開が続く。
後半3分、御所実業がSO(スタンドオフ)高居海靖(3年)内返しのパスでFB石岡がゲインし、そのままトライ、自身でゴールを決めて14-0とリードする。
その後は、再び攻める東海大仰星、守る御所実業という展開になる。後半18分には危険なタックルで御所実業NO8(ナンバーエイト)西林勇登(3年)がシンビン(7分間の一時的退場)となり、東海大仰星が数的有利となる。
しかし、1人少なくなっても御所実業の組織ディフェンスが乱れることなく、最後まで集中していて相手にゴールラインを割らせず、そのまま御所実業が14-0で勝利し、3大会ぶり6度目のベスト4入りを決めた。
◆東海大仰星から御所実業に入学したPR(プロップ)島田彪雅(3年)
「相手が仰星でしたが、竹田先生を日本一の監督にするのが目標だったので勝てて良かった。身体で負けたくないという気持ちが一番強かったので、アタックもディフェンスもしっかり前に出られて良かった。
途中でシンビンが出たところは焦ったが、みんなで気持ちを1つにして前に出られた。ターンオーバーするまでが僕たちの守備なのでできていたところがあった。(課題としては)強みのモールでトライを取り切れなかったところがあった。
もっと自分らが竹田先生に教えてもらったことを出せたら、もっと良い試合ができたと思うので次はそうしたい。まだ頂点は正直、見えていない。目の前の試合を大事にして、1つずつ戦いたい」。
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