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ラグビー コラム 2019年12月29日

「CHANGE」を胸に大学選手権ベスト8進出、筑波大学ラグビー部の2019年を振り返る

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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写真:誰よりも泥臭いプレーをし続けた主将杉山

だが、筑波大も今年のスローガンに「CHANGE」を掲げ、杉山が中心となって、チームに大きな変革をもたらした。

「泥臭い「筑波」らしさを取り戻したい」(杉山)という思いで始まった2019年シーズン。嶋崎監督は「抽象的な言葉だけど、全員が理解してグラウンドでのプレーでそれを発揮してくれた」と話す。

気持ちを前面に出したタックルやリロードの速さ、キックへのチャージなど、選手全員の泥臭さが幾度となくピンチを救い、チャンスを演出してきた。

ただ、この泥臭さを全員が共有できたのは、4年生全員が作ったチームの一体感にある。杉山は「筑波大ラグビー部は、試合で戦う23人だけじゃない」と話す。

石川も「ジュニア選手権で戦うメンバーも、Cチームのメンバーも、目指すべき姿は同じ。下のメンバーができたことは全員の自信になる。そうなれるチームを求めたし、それができている手応えがあった」と語る。

チームを引っ張ったのは、杉山や石川だけではない。「頼れる仲間ばかりだった」と杉山は言う。全体練習の最後に行った「4年生の一言」というコーナーでは、4年生1人ひとりが熱のあるスピーチを自分なりに表現した。

嶋崎監督は「メンバーに選ばれない4年生もチームのために動く文化が筑波らしい。筑波の良さが色濃く出た代だった」と振り返る。こうした4年生全員で作り上げた一体感がチームを「CHANGE」した。

FWは関東大学対抗戦を重ねるにつれて、筑波の強みと言えるまでに成長。春は接点やセットプレーで苦しんでいた。土谷は「FWが一番変わった。それを4年生として引っ張れたのは誇りに思う」と語る。

後藤も「ラインアウトへのこだわりは見せられた。ここまでやらないといけないということを示せた」と話す。

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