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ラグビー コラム 2019年12月20日

同志社大学を撃破した筑波大学、正月超えをかけて東海大学に挑む。ラグビー全国大学選手権準々決勝

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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写真:自信を持つ接点での攻防が勝敗の鍵を握る

強豪ひしめく関東大学対抗戦を戦い抜いた筑波大学の強さは伊達ではなかった。

対抗戦4位の筑波大は全国大学選手権の初戦で、関西リーグ戦2位の同志社大学と対戦。平均体重は優に100kgを超える同志社大のFW(フォワード)に対して、接点で圧倒した。

HO(フッカー)安里大吾(3年・名護)は「重さや強さは感じたが、いける感覚があった」と話す。接点での攻防を制した筑波大は、序盤こそ苦戦を強いられたものの、後半は一挙に5トライを挙げ、48-17で大勝した。

嶋崎達也監督(体育系・助教)は「アタックは9月から修正してきたものが機能した」と手応えを口にすると、「ディフェンスはやってくれると思っていた」と期待通りの活躍を称えた。

負けたら終わりの選手権。ラグビーの聖地「花園」。様々な思いが交錯したのだろうか。序盤は「緊張でみんなの動きが固かった」と嶋崎監督は振り返る。普段はしないミスや同志社大のディフェンスを前に、攻めても前に出られない時間が続いた。

主将のSH(スクラムハーフ)杉山優平(4年・大阪桐蔭)は「前半は風下でもあったから、厳しくなると想定していた」と話す。ディフェンスの時間は「我慢」と叫び続けた。

同志社大ペースで試合が進むも、要所でターンオーバーするなど、我慢強いディフェンスでトライを許さなかった。

均衡を破ったのは筑波大。パスミスが返っていい方向に働いた。「ミスによって自分の得意とするアンストラクチャーができていた」と話したFB(フルバック)松永貫汰(2年・大阪産業大附)が見せた。

転がったボールを拾い、ラインが崩れたギャップを突くと、巧みなショートパントで最後の1人も抜き去りトライ。松永は「ミスをリカバリーできたことはよかった」と振り返る。

さらに16分には、内側に切り込んでラインブレイクしたWTB(ウイング)仁熊秀斗(4年・石見智翠館)と杉山の2人で切り崩し、最後は仁熊がトライを決めた。

34分に自分たちの反則からトライを返されるも、終了間際にSO(スタンドオフ)島田悠平(4年・國學院久我山)のPG(ペナルティゴール)が決まり、17-5で前半を折り返した。

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