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ラグビー コラム 2019年11月29日

京都産業大学、1998年以来の関西制覇を逃す。最終戦は関西王者と対戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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写真:グラウンドを駆け回り、最後は両足がつって担架で運び出されたキャプテン伊藤

関西大学ラグビーAリーグ第6節は11月17日に行われ、1998年以来の関西制覇を目指していた京都産業大学は、立命館大学に敗れ優勝を逃した。

今シーズンは、いきなり挫折から始まった。伊藤鐘平(札幌山の手・4)をケガで欠く中、開幕戦で関西学院大学に敗北。

大西監督のラストイヤーで関西王者を目指していた矢先の敗戦に、チームは言葉を失った。そこから1週間でチームを立て直し、大阪体育大学、近畿大学に勝利。なんとか上位に食い込む。

後半戦の初戦、摂南大学に前半、0-21とリードされるも、逆転勝ちを果たす。そして先週、それまで全勝だったライバル同志社大学に勝利。大学選手権出場が決まった。

さらに関西制覇の可能性も残り、11月30日に行われる関西王者・天理大学戦を見据えた調整をしてきた。その時点で、今季は1勝4敗と振るわない立命大をどこか軽く見てしまったのかもしれない。

舞台は皇子山競技場。晴天ということもあり、2387人の観客が訪れた。前節からSH(スクラムハーフ)を貴島由良(京都成章・4)、FB(フルバック)を栢本光(天理・4)に変えるなど、4年生を増やした布陣で望んだ京産大。

一方、昨季2位の強豪ながら、入れ替え戦の可能性すら浮上した立命大は、危機感を共有し、今までにない集中力で試合に挑んだ。前半4分、立命大がPG(ペナルティゴール)を成功させ、先制する。京産大も直後にトライを返し、7-3とした。

しかし、今までロングキックと冷静な判断を武器に、SO(スタンドオフ)として大活躍してきた家村健太(流経大柏・1)のパフォーマンスが思わしくない。

FW(フォワード)がスクラムでペナルティを獲得するも、直後のタッチキックをミスしたところから、歯車が狂いだした。

「自分の気持ちをコントロールできなかった」(家村)。久々の先発出場となった貴島も、上手くチームに溶け込めていないように見えた。

「今日は6、7、8、9、10、全員が良くなかった。前に出られるプレイヤーがいなかった」(大西監督)。「接点の部分で、受けにまわってしまった」(伊藤鐘平キャプテン)。

アタックを継続しても、センターライン付近から前に進めない。むしろパスを後ろに投げる分、下がっているようにも見えた。すると前半26分から3連続でトライを奪われてしまう。そのうち2つは自分たちのミスから生まれた失点だった。

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