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ラグビー コラム 2019年11月16日

開幕連勝が4で途絶えた同志社大学、今週末は全勝の天理大学と対戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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後半に入り5分、同志社お得意のパターン、ゴール前のラインアウトモールから左端にHO(フッカー)橋本(商4)がトライ。コンバージョンは外れるも12-13と追い上げを見せる。京産大はシンビンで1人が退場。流れを掴むにはここしかなかった。

しかし、同志社のスローフォワードで自陣22m付近にて相手ボールスクラムになる。スクラムで押されペナルティを与えながら、ディフェンス裏にグラバーキックを飛ばされ中央に被トライ(12-20)。

数的有利の中、京産大のFW陣に圧倒されての失点は、この試合決定づけるトライだったのかもしれない。

その4分後も右隅にトライを献上するも、18分、HO奥田(文情4)が敵陣22mラインを超えると途中出場のCTB古城(スポ4)、FL(フランカー)弓削(社4)、原田と順目に展開し、最後に受けた和田が2本目のトライ。19-27と食らいつく。

そして24分、敵陣22m手前でオーバーザトップを誘う。ラインアウトモールでトライを狙いに行くか、ペナルティゴールで確実に3点を奪うか、究極の選択を迫られる。

8点ビハインドの場面でショットを選択しておけば5点差。だが、ラインアウトモールが通用すると信じて同志社は5点を奪いにいった。

しかしここで決めきることができなかった同志社。そのまま京産大がボールを守り抜き、ノーサイドとなった。

3年ぶりの5連勝にはならなかったものの、試合前日の結果を受け同志社の選手権出場は確定した。しかし、試合内容は満足にいくものではなかった。

特に前半はスクラムに時間をとられ、思うようなプレーをできず、ペナルティを献上。「セットプレーからの流れが多かったのでFWに取り切って欲しい所だった」(萩井監督)。大型FWを有する京産大に終始セットプレーの主導権を握られてしまった。

また、後半24分のプレー選択。まずは確実に3点を奪い返すことが賢明であっただろう。「スコアマネジメントの面から見直さなければいけないと思った」(古城)。接戦の試合だからこそ、冷静な判断力が求められる。

リーグは残り2戦。下を向く選手など1人もいない。主将山本を先頭に目指すは日本一だ。同志社フィフティーンの挑戦はまだまだこれからだ。

文:川田翼/写真:上野孝輔、内藤界(同志社スポーツアトム)

◆関西大学リーグ順位 ※4位までが大学選手権出場
1位 天理大学 5勝0敗
2位 京都産業 4勝1敗
3位 同志社大 4勝1敗
4位 関西学院 3勝2敗
*****
5位 近畿大学 2勝3敗
6位 大阪体育 1勝4敗
7位 立命館大 1勝4敗
8位 摂南大学 0勝5敗

◆関西大学リーグ 同志社大学 試合日程
・11月17日(日)午後2:00 同志社大学 vs. 天理大学 皇子山
・11月30日(土)午後0:00 同志社大学 vs. 立命館大学 西京極

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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