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写真:ラインブレイクする伊藤キャプテン
その後、敵陣でアタックを続け、32分にプロップの平野叶翔(西陵・2)、ロスタイムの45分に宮崎達也がトライを奪い、前半は14-21で折り返す。
そんなチームにはハーフタイム、大西監督の雷が落ちた。「久しぶりにハーフタイムで発狂しました」。
「ひたむきさがないと京産大じゃない。南アフリカもイングランドも、あそこまで上り詰めた人たちでも、あんなに必死にプレーしているのに、お前らは何をかっこつけているんだと」。
「(関学大に負けた)元の状態にもどってしまった。喉カラカラですわ」(大西監督)。
そのかいあってか、後半10分にはラインアウトモールでゴール前まで進み、最後は左隅にWTBニコラス・ホフア(札幌山の手・3)が抑えて2点差に。
城川のキックは外れるも、22分にはNO8(ナンバーエイト)のアサエリ・ラウシ(日本航空石川・1)がトライ。26-21と逆転に成功する。
しかし後半30分、キックパスから相手WTBにトライを奪われてしまう。残り10分で26-26の同点となった。
そこからは京産大が攻め続け、34分にSO(スタンドオフ)家村健太(流経大柏・1)のグラバーキックをWTB堀田礼恩が抑えて勝ち越し。
最終的には33-26で京産大が勝利した。マン・オブ・ザ・マッチは、キックで何度もチャンスを演出した家村が選ばれた。しかし、冒頭にある伊藤キャプテンの言葉のように試合後、選手たちの顔は険しかった。
「選手たちもひたむきさが大事だということを思い出したでしょう。水曜日からスクラムガンガン組みますよ」と大西監督。
次戦の対戦相手はライバル同志社大学。第4節は関学大に逆転勝ちして4連勝を飾っている強敵だ。
春は大激戦となり京産大が辛勝した。今回も勝利するために、この一週間でひたむきなラグビーを取り戻したい。
文/写真:岩田悠吾(京産大アスレチック)
◆11月10日(日)関西大学リーグ 試合日程
・12:00 関西学院大学 vs. 摂南大学 神戸ユニバー
・14:00 同志社大学 vs. 京都産業大学 神戸ユニバー
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