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ラグビー コラム 2019年11月9日

京都産業大学、大西健監督激怒で目が覚める。次戦は同志社大学との決戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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写真:ラインブレイクする伊藤キャプテン

その後、敵陣でアタックを続け、32分にプロップの平野叶翔(西陵・2)、ロスタイムの45分に宮崎達也がトライを奪い、前半は14-21で折り返す。

そんなチームにはハーフタイム、大西監督の雷が落ちた。「久しぶりにハーフタイムで発狂しました」。

「ひたむきさがないと京産大じゃない。南アフリカもイングランドも、あそこまで上り詰めた人たちでも、あんなに必死にプレーしているのに、お前らは何をかっこつけているんだと」。

「(関学大に負けた)元の状態にもどってしまった。喉カラカラですわ」(大西監督)。

そのかいあってか、後半10分にはラインアウトモールでゴール前まで進み、最後は左隅にWTBニコラス・ホフア(札幌山の手・3)が抑えて2点差に。

城川のキックは外れるも、22分にはNO8(ナンバーエイト)のアサエリ・ラウシ(日本航空石川・1)がトライ。26-21と逆転に成功する。

しかし後半30分、キックパスから相手WTBにトライを奪われてしまう。残り10分で26-26の同点となった。

そこからは京産大が攻め続け、34分にSO(スタンドオフ)家村健太(流経大柏・1)のグラバーキックをWTB堀田礼恩が抑えて勝ち越し。

最終的には33-26で京産大が勝利した。マン・オブ・ザ・マッチは、キックで何度もチャンスを演出した家村が選ばれた。しかし、冒頭にある伊藤キャプテンの言葉のように試合後、選手たちの顔は険しかった。

「選手たちもひたむきさが大事だということを思い出したでしょう。水曜日からスクラムガンガン組みますよ」と大西監督。

次戦の対戦相手はライバル同志社大学。第4節は関学大に逆転勝ちして4連勝を飾っている強敵だ。

春は大激戦となり京産大が辛勝した。今回も勝利するために、この一週間でひたむきなラグビーを取り戻したい。

文/写真:岩田悠吾(京産大アスレチック)

◆11月10日(日)関西大学リーグ 試合日程
・12:00 関西学院大学 vs. 摂南大学 神戸ユニバー
・14:00 同志社大学 vs. 京都産業大学 神戸ユニバー

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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