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ラグビー コラム 2019年11月8日

最高のコンディションでゲームに臨む。立命館大学ラグビー部を支える4つの役割

ラグビーレポート by 立命スポーツ編集局
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写真:選手の治療を行うトレーナーの宮下

◆身体だけでなく精神面のケアも重要なトレーナー

トレーナーの宮下も高校時代、ラグビーとは無縁のハンドボール部に所属。「(当時のマネージャーは)とても用意周到で気配りのできる存在でした」。

「選手側の自分が近くで見てきたからこそ、その経験を他の人達へ伝えたい思いがありました」と当時のマネージャーへの感謝を表すとともに学生スタッフの道へ。

ラグビー部へ入部するきっかけは2015年のラグビーワールドカップ。日本代表が強豪・南アフリカに勝利し、全国民が湧いたゲームに宮下もかなり感銘を受けたという。

トレーナーの職務としてケガをした選手への対応はもちろんのことだが、宮下はそれ以上に「ケガをした選手はどうしても焦る気持ちに陥る。その中で自分が選手の気持ちを汲み取り、意思疎通を図ることにとても苦労しました」と裏方としての苦悩を明かした。

その中でも「選手がピッチに立ってベストパフォーマンスを発揮してもらえるよう、楽しいことだけでなく、厳しいことも選手には伝えるようにしています」と宮下はトレーナーとしての責任感を強く持つ。

4年生である宮下は今年がラストイヤーの年。「残り少ない期間の中でも、自分が4年間で得たことをしっかり下の代に伝えていきたいです」と、後輩達へエールを送った。

◆トレーニングをサポートするストレングス

選手のケガを防止するのに欠かせないのがストレングスの存在だ。トレーニングの観察や、ストレングス同士で相談し当日のメニューを決める。

立命館に入学した当初、萱沼はBKC(びわこ・くさつキャンパス)に設置する学生トレーナー団体「RAM」に所属し、ラグビー部へ配属。

「RAMで選手とコミュニケーションをとる中で信頼関係を築けるようになりました。彼らのサポートを最後までして、ともに卒業したい気持ちが強くなりました」。

元々は、トレーニングを計画し、観察する方に興味があった萱沼。入部後はストレングスの道へ進んだ。

選手の朝ウエイトのため、早朝から準備を行うなどハードスケジュールに初めは苦労したと振り返るも、萱沼は「自分がトレーニングやリハビリを指導した選手が、ピッチに立ち活躍している姿を見ると嬉しいです」と、選手の活躍が仕事への原動力と語る。

今後は大学院へ進む萱沼。「4年間携わって、臨機応変な対応の重要性を学びました。選手からの要望にどう応えれば、納得してもらえるか」。

「ここで得たことは、次のステージにおいても必要不可欠な事なので活かしていきたいです」とラグビー部で過ごした4年間に感謝の意を表した。

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