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開幕戦では昨年4位の法政大学を34-12で下すと、昨年3位の流通経済大も34-28と接戦で破り、その勢いのまま、昨年2位の大東文化大学にも40-33で勝利し、開幕3連勝を達成した。
日大は昨年から今田洋介コーチの下、スクラムを強化しており、チームの大きな武器となっているが、そのスクラムを引っ張る中心選手がPR坂本駿介キャプテン(4年)だ。
さらにバックローのテビタ・オト、シオネ・ハラシリ(2年)、CTB(センター)フレイザー・クワーク(2年)が突破力に秀でており、副キャプテンWTB(ウィング)杉本悠馬(4年)、呉尚俊(3年)、ナサニエル・トゥポウ(1年)らアウトサイドバックスの決定力も高い。
2日前の11月1日(金)、東海大、日大と互いの先発予定メンバーが発表された。
東海大はほぼ過去3戦と同じメンバーとなったが、バックローはFL(フランカー)山田生真(3年)、ルーキーのレキマ・ナサミラ、NO8ノア・トビオ(2年)の3人となった。
ハーフ団はSH山菅、キャプテンSO眞野のコンビで、2人は人に強い選手で、タックルも強い。FW勝負となるため、FB(フルバック)酒井亮治(2年)のロングキックも鍵を握ることになりそうだ。
日大も過去3戦と大きくメンバー変更はなかったが、先発のNO8にテビタ・オト(2年)が入り、ハラシリは控えに回った。また、BKも12番にルーキーのCTBナサニエル・トゥポウが初先発となった。
控えには春のセブンズでも活躍していたFL水間夢翔を筆頭に、LO(ロック)鷲谷太希、SH石川留依、CTB(センター)広瀬龍二と4人の1年生が入った。
先発のCTBトゥポウ、FB普久原琉(ともに1年)とともに23人中、6人のルーキーがチームの活力となっている。
いずれにせよ日大が王者・東海大に挑むという構図は変わらない。日大はまず、得意のスクラムでどこまでプレッシャーをかけることができるか。
東海大もディフェンスが強固な、総合力の高いチーム。スクラム、モールに自信を持っているチームだけに、スクラムさえ互角に組めれば、モールやBKで得点を重ねることができるはずだ。
日大が東海大に勝つことができれば、1985年以来の4度目の優勝も見えてくる。リーグ戦を占う東海大学vs.日本大学の大一番は11月3日(日)、午後2:00にキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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