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ラグビー コラム 2019年10月31日

ラグビー王国の誇りか。66年ぶりの快挙か。ラグビーW杯3位決定戦「ニュージーランド vs. ウェールズ」プレビュー

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ニュージーランドvs.ウェールズ

11月1日(金)、東京スタジアムで開催されるラグビーワールドカップ(W杯)3位決定戦に登場するのは、ニュージーランド代表“オールブラックス”と、ウェールズ代表“レッドドラゴン”だ。

オールブラックスは準決勝で、イングランドに衝撃的な完敗を喫した。

スコアは7-19だったが、セットピース(スクラムとラインアウト)やブレイクダウンなど、多くの局面で終始劣勢だった。

今大会でNZ指揮官を退くスティーブ・ハンセンHC(ヘッドコーチ)の例えが、衝撃の大きさを物語っていた。

「家族を交通事故で失うのは、こんな気持ちなのではないだろうか」

オールブラックスは明らかな危機に瀕している。このままのスタイルでいいのか――。

ただ経験豊富な黒衣軍には再生の歴史がある。2007年大会の準々決勝でフランスにまさかの敗戦を喫したが、その後に栄光を掴んだのだ。

ニュージーランド代表

「チームは傷つき痛みを感じている。しかしそれをいい方向に生かさなければ。2007年(フランスに準々決勝で敗戦)のおかげでW杯2連勝(2011、2015)が実現した。敗戦のつらさを、身をもって経験した結果だ」(NZ・ハンセンHC)

深い傷を負ったオールブラックスだが、今大会は3位決定戦がまだ残っている。

全国民の期待を背負っているチームにとって、どんな状況であれ敗北は許されない。

ましてNZは通算対戦成績でウェールズに34戦31勝。大きく勝ち越しており、敗戦は1953年までさかのぼらなければならない。

キアラン・リード、スティーブ・ハンセン

またハンセンHC、そしてNO8キアラン・リード主将にとっては代表引退のメモリアルマッチ。代表ラストゲームを勝利で飾りたい。

そんなNZは準決勝から先発7人を変更した。ベン・スミス、リーコ・イオアネ、ソニー・ビル・ウィリアムズ、ライアン・クロッティーらが登場する。

「ここまでしっかり準備してきていながら出場機会がなかった選手がいる。彼らは心身ともにフレッシュだ。一方で、今後のことを考えてあげないといけない選手もいる」(NZ・ハンセンHC)

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