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ラグビー コラム 2019年10月28日

激しい肉弾戦を制した南アフリカ、ウェールズに勝って決勝へ。ラグビーワールドカップ2019

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半も前半と同じような展開となるが、後半6分、ウェールズはSOビガーが50mのPGを成功させ、9-9と試合を振り出しに戻す。

お互い選手をFW(フォワード)の選手を入れ替えた後の17分、マイボールラインアウトをキープした南アフリカはボールを継続する。

そして、SOポラードの突破から、最後はCTBダミアン・デアリエンディが両チーム通じてこの試合初トライ。SOポラードのキックも決まり16-9とする。

南アフリカが押し気味に試合を進める中、初のファイナル進出へ何としても勝ちたいウェールズは、敵陣5mのラインアウトからキープし、FWで近場を攻める。

そこから21フェーズを重ねたウェールズは、ペナルティを得るとPGではなくスクラムを選択。

25分、そのスクラムから左に展開し、CTBジョナサン・デーヴィスからブラインドサイドに控えていたWTB(ウィング)ジョシュ・アダムスが今大会6つ目のトライ。

ベンチへ下がったビガーに代わってキッカーとなったFB(フルバック)リー・ハーフペニーがゴールを決めて、ウェールズが16-16とまた同点に追いつく。

ウェールズはその後も粘り強く敵陣でフェーズを重ねて、32分、最後は途中交替で入ったSOリース・パッチェルが、40mのDG(ドロップゴール)を狙うが惜しくも届かなかった。

直後の33分、南アフリカは途中出場のFL(フランカー)フランソワ・ロウがジャッカルを決めて、タッチに蹴り出す。

そのラインアウトからモールを形成すると、ウェールズFWはたまらずコラプシングの反則。35分、SOポラードが決して優しくない右からのPGを沈めて、再び19-16とリードする。

ウェールズは最後まで諦めずに戦うも、追いつくことができず、そのままノーサイド。南アフリカが19-16で2007年以来、3度目の決勝へ駒を進めた。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチは、19点中14点を右足で挙げた南アフリカSOポラードが選出された。

ポラードは、「相手がスタイルを崩さず、苦労しましたが、この試合はFW陣が素晴らしかった。勢いをついてペナルティを取ることができた。タイトなマッチではそれが重要です」と語った。

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