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一方の「ワラビーズ」こと、オーストラリアは予選プール戦でウェールズに黒星を喫したが、その後、3勝して2位で予選プールを通過した。
最終のウルグアイ戦からキャプテンのFLマイケル・フーパー、SH(スクラムハーフ)ウィル・ゲニア、SOクリスチャン・リアリーファノらが先発に復帰した。
また、19歳の新星ジョーダン・ペタイヤがWTBからCTBに移動してサム・ケレヴィとコンビを組んで先発する。
マイケル・チェイカHCは、「ペタイアは試合や練習を見て、このポジションで、この試合に合っているから選んだ。若いが自然体で、しかもしっかりと準備ができている」とペタイアをCTBにした理由を語った。
だが、「あまり選手起用の理由を話したくない。手の内を見せたくないし、みんないい選手だからだ。同じように、エディーのセレクションにも興味がない」と多くを語らなかった。
続いて、「エディーは本当によくやっています。イングランドにオージーがいるといつも辛いですよ」。
「クリケットチームの元コーチ、イングランドラグビーリーグチームのヘッドコーチ、そしてエディー。すばらしいオージーが相手にいるってどういうことかわかりますか?」とぼやいてみせた。
2015年ワールドカップでは、イングランドとオーストラリアは同プールに入り、オーストラリアがイングランドを33-13と破っている。
イングランドは開催国初の予選プール敗退という憂き目にあい、オーストラリアは準優勝を果たした。
しかし、エディー・ジョーンズHC就任後、イングランドはオーストラリア遠征で3連勝したのを始め、現在まで6連勝中。通算成績はオーストラリアの25勝24敗1分、ワールドカップでも3勝3敗とほとんど互角だ。
オーストラリア出身の指揮官同士が対峙するイングランドvs.オーストラリア一戦は、10月19日(土)16時15分より大分・大分スポーツ公園総合競技場でキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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