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ラグビー コラム 2019年10月8日

上り調子のフィジーが優勝候補に挑戦 魔法のようなトライはいくつ生まれる? ラグビーワールドカップ2019 ウェールズ vs. フィジー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対するウェールズは、9月29日、オーストラリアとの死闘を29-25で制し、プールD1位での準々決勝進出に大きく前進した。優勝候補の実力を証明したわけだが、フィジーは少しでもスキを見せればトライを獲ってくる怖い相手だ。スクラムなどFW戦で圧力をかけ、フィジーを窮屈な状況に追い込みたい。オーストラリア戦で25タックルを決めたLOアラン・ウィン・ジョーンズ(198cm、121kg、34歳)がキャプテンとして攻守にチームを引っ張り、ボール争奪戦でも活躍するだろう。


ゲームをコントロールするのは、SHガレス・デーヴィス(178cm、86kg、29歳)、SOダン・ビガー(188cm、94kg、29歳)のベテランHBコンビ。ガレス・デーヴィスは、オーストラリア戦でインターセプトから値千金のトライを決めた。デーヴィスがディフェンスラインに入って飛び出してくるのは、攻撃側にはプレッシャーだが、フィジーがその裏をかいてディフェンスを破ることができるかどうかも注目だ。

ハドリー・パークス(187cm、101kg、31歳)、ジョナサン・デーヴィス(186cm、101kg、31歳)のパワフルな両CTBを起点にチャンスを作るのがウェールズのスタイルだが、フィジーのCTBレヴァニ・ボティア(180cm、103kg、30歳)、ワイセア・ナヤザレヴ(193cm、108kg、29歳)もフィジカルでは負けてない。このCTB対決も面白い。天候にもよるが、互いに大きくボールを動かすタイプだけに、アクロバティックなトライも生まれるだろう。フィジーの魔法のようなボールつなぎも見られるかもしれない。プール戦屈指の好カードをお見逃しなく。


文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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