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ラグビー コラム 2019年9月30日

4点差決着!ウェールズが32年ぶりオーストラリア撃破。ラグビーW杯日本大会 オーストラリア vs. ウェールズ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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途中入替が効果てきめんだった。後半早々にSOフォーリーに代わり、ユーティリティ性の高いマット・トゥームアを司令塔として投入。

すると直後の後半5分、トゥームアは大型FWのミスマッチを的確に突いてラインブレイク。連続攻撃からFBデイン・ハイレットペティがトライを挙げた。

オーストラリアは後半21分、3度にわたるラインアウトモール。さらに徹底したラックサイド攻撃を重ね、最後はFLフーパー主将がゴール下にトライ。

後半27分にはPGも加えて、ついに1点差(25-26)に迫った。

「(後半だけのスコアは)17対6だったが、前半の失点が多過ぎた」(オーストラリア・FLフーパー主将)

ウェールズは終盤にスクラムでPKを奪われたものの、トモス・ウィリアムスがジャンプ一発、タッチキックを空中でエリア内に戻すビッグプレー。ピンチを脱出した。

直後に会場の照明が一部消えるアクシデントはあったが試合続行。

オーストラリアは逆転勝利を目指したが、最後はウェールズのFBリーアム・ウィリアムズがラックでファイトしてターンオーバー。

ボールを蹴り出し、W杯で32年ぶりにワラビーズ勝利の笛を聞いた。1987年の第1回大会の3位決定戦で、22-21で勝利して以来だった

オーストラリアは1勝1敗となったが、7点差以内のボーナスポイント「1」は獲得。FLフーパー主将は「回復がカギ。次戦まで6日あるから、今日の試合をしっかり復習する」と再起を誓った。

開幕2連勝のウェールズは勝ち点9となり、プールDの首位に立った。

誉れ高き英愛4か国連合軍、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの指揮官も務めた名将、ウォーレン・ガットランドHCは「この勝ちはものすごく大きい」と選手を讃えた。

「これで2戦2勝だ。次の相手フィジーはウルグアイに負けて傷ついているが、フィジーに対しても、しっかり自分たちの仕事をしないといけない」

2勝目を目指すオーストラリアは10月5日、1敗1敗のウルグアイ代表と対戦予定。

2連勝のウェールズは10月9日、2敗のフィジー代表と激突。舞台はどちらも大分スポーツ公園総合競技場だ。

【ハイライト】オーストラリア vs. ウェールズ ラグビーワールドカップ2019 プールD

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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