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ラグビー コラム 2019年9月22日

優勝候補同士の大一番、ニュージーランドが南アフリカに勝利。ラグビーワールドカップ2019 ニュージーランド vs. 南アフリカ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ニュージーランドは自陣から相手のパスミスに乗じて、一気に敵陣深い位置まで攻め上がると、PGをSOリッチー・モウンガが決めて試合を振り出しに戻す。

勢いに乗るオールブラックスは直後の23分、相手のキックのキャッチミスを起点とした果敢な攻撃から、最後はFB(フルバック)に入ったボーデン・バレットがラインブレイク。

最後はWTB(ウィング)ジョージ・ブリッジがトライを決め、モウンガのキックも成功して勝ち越しに成功した。

さらに26分にも同じような展開から、ニュージーランド代表はLO(ロック)スコット・バレットのトライで加点。キックも決め、17-3とリードを広げて後半へ折り返した。

後半、早い時間に得点したい南アフリカは、ハイパントキックを自陣でキャッチしたWTBチェスリン・コルビが、一気に敵陣22mラインの内側まで持ち込んで流れを作ると、7分に中央を突破したFL(フランス)ピーター ステフ・デュトイがトライ。

ポラードがコンバージョンを決め、17-10と盛り返す。さらに18分にはポラードが絶妙なDG(ドロップゴール)を決め、17-13として4点差として追い上げムードを加速させた。

対するオールブラックスは26分、相手スクラムでペナルティを誘って、PGをモウンガが決め、ほしかった追加点を挙げると、さらに31分にはFBボーデン・バレットによるPGで、23-13としてリードを広げた。

結局、試合はこのままノーサイドとなり、ニュージーランド代表が難敵・南アフリカ代表を下して大会3連覇へ好スタートを切った。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはFBのB・バレットが選ばれた。なお、オールブラックスは予選プールの連勝を29へと伸ばした。

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