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ラグビーワールドカップ大会2日目の第2試合では、「死の組」となったプールCで、決勝トーナメント進出を繰り広げると目される、フランスとアルゼンチンが東京で激突。フランスが23-21で激闘を制し、大きな勝利を手にした。
前半序盤は一進一退の攻防が繰り広げられるなか、スクラムで優位に立っていたアルゼンチンが押し気味に試合を進め始めると、14分にSO(スタンドオフ)ニコラス・サンチェスがPG(ペナルティゴール)で得点し、試合の均衡を破る。
しかし、フランスは17分、CTB(センター)ダミアン・プノーが右サイドを切り裂く突破で大きくゲインすると、最後は左サイドで華麗なステップからCTBガエル・フィクーがトライを決めて逆転。
SOロマン・ヌタマックがキックを決めて7-3とすると、21分には右サイドでプノーからSH(スクラムハーフ)アントワーヌ・デュポンへと繋いでトライ。
ここもヌタマックがキックを決め、14-3とリードを広げる。さらにフランスは29分にヌタマックがPGで加点すると、終了間際にもPGを決め、20-3として後半へ折り返した。
反撃の狼煙を上げたいアルゼンチンは後半開始早々の1分、ラインアウトからモールを組んでそのまま押し込み、最後はLO(ロック)グイド・ペティがトライ。
サンチェスのコンバージョンも決まり、20-10とすると、後は13分にもラインアウト・モールから押し込み、途中交代のHO(フッカー)フリアン・モントーヤのトライで20-15として追撃体制に入る。
さらにアルゼンチンは、途中出場のSOベンジャミン・ウルダピジェタが、20分と28分にPGを決めて逆転に成功。
しかし、直後の29分、後半に入り攻撃が停滞していたフランスは、SOカミーユ・ロペズが起死回生のDG(ドロップゴール)を決めて23-21と再逆転すると、このリードを守り切り、死の組生き残りへ大きく前進した。
【ハイライト】フランスvs.アルゼンチン ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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