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ラグビー コラム 2019年9月21日

プールAの強豪同士が激突!「アイルランド vs. スコットランド」プレビュー。ラグビーW杯日本大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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日本代表と同じプールAに所属する強豪2チームが登場する。

9月20日(金)に開幕したラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会。

9月22日(日)は、神奈川・横浜国際総合競技場で、世界ランキング1位のアイルランド代表(9大会連続9回目)と、同7位のスコットランド代表(9大会連続9回目)が、プールステージの初戦を迎える。

8強による決勝トーナメントに進出できるのは、プールステージ(1次リーグ)の上位2チームのみ。互いに絶対に負けられない一戦となる。

ともに伝統の欧州6か国対抗戦「シックス・ネーションズ」に参加する伝統国だ。

5か国対抗時代は優勝経験のあるスコットランドだが、6カ国対抗となった2000年以降の優勝はなし。一方のアイルランドは4度頂点に輝いており、近年の実力差は否めない。

しかし今年の6Nでは、スコットランドがホームゲームの地の利を活かし、アイルランドに9点差(13-22)と迫った。22日の神奈川・横浜は雨の予報もあり、ロースコアの展開となれば、何かが起こるか分からない。

両軍の出場メンバー23人は発表済み。もちろん現状でのベストメンバーだ。共に強力なFW(フォワード)を誇り、BK(バックス)では、欧州最高峰のハーフバック団(スクラムハーフとスタンドオフ)を擁している。

まずアイルランドのFW(フォワード)を見てみよう。代表120キャップ到達のHOローリー・ベスト主将を筆頭に、成長著しい23歳のLOジェームズ・ライアン、欧州最高のフランカーの一人、ピーター・オマホニーが入った。

BK(バックス)も強力。SHコナー・マーレー、SOジョナサン・セクストンという黄金コンビに、ニュージーランド出身のCTBバディー・アキ、最後尾には怪我のロブ・カーニーに代わり、‘18年の世界最優秀新人候補になったFBジョーダン・ラーマーが入った。

スコットランドの先発15人では、大会前に主将就任が発表されたHOスチュアート・マキナリー。南アフリカ出身の突貫プロップ、WPネル。スコットランドの7人制ラグビー代表の経験を持つFLハーミッシュ・ワトソン。

BKでは、こちらもハーフ団が世界最高クラス。共にプレースキッカーもできるSHグレイグ・レイドロー、SOフィン・ラッセルだ。

SOラッセルは2015年W杯にも出場したが、その後の成長は目覚ましく、フランス国内1部リーグ「TOP14」のラシン92で活躍中。高精度のキック、ランを誇る司令塔だ。

22日の神奈川・横浜は雨の予報。NECのスクラム強化も担当するアイルランドのグレッグ・フィーク スクラムコーチは18日、「グラウンドの質は申し分なく、雨ぐらいなら問題はないが、台風となれば話は違ってくる」。

また14日にふくらはぎを痛めた主力CTB(センター)、ロビー・ヘンショーの状態については、「練習で見た限りで、彼は十分によくなっている。チームも日に日に状態がよくなってきている」と語った。

一方、スコットランドは先発するCTBジョンソンが、ビッグゲームを前に意気込みを語っている。

「彼らは世界ナンバーワンだが、われわれは自信がある。アイルランドにはけが人が数名出ているようだが、同じような実力の交代要員がいる。海外での試合だが、条件は同じだ。雨の予報だが、最善を尽くして勝利を目指す」

「(アイルランドは)キック力が素晴らしく、特に雨の試合では有効だ。SHのコナー・マレーとSOのジョナサン・セクストンの2人に、できる限りプレッシャーをかける。2人は世界のトップレベルのプレーヤー。われわれはアイルランドの攻撃を前で対応し、穴を見つける」

勝利チームは決勝トーナメント進出へ大きく前進。見逃せないビッグマッチの結末は――

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