人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2019年9月12日

京都産業大学、プライドを取り戻す戦いで初勝利。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
  • Line

写真:ライン際で相手を振り切る堀田。次戦も持ち味を出せるか

後半開始早々、京産大が攻める。4分には1年生のLO(ロック)アサエリ・ラウシ(日本航空石川・1)がトライ。11分には今日スタメンに抜擢されたWTB堀田がインゴールにダイブ。

これが公式戦初トライの堀田はこのトライで「今日はのっている」と自信を持ち、その後17分、27分と連続3トライを奪う。

3トライ目は、堀田のサインから1回生SO(スタンドオフ)家村健太(流経大柏)がディフェンスの裏にグラバーキックを転がし、堀田が飛び込んだ。

「前半は思い通りに行かず、イライラしてしまう局面があったが、ハーフタイムでしっかり切り替えて後半に挑めた。3トライ目は自分のサイン、家村のキック、全て良かったと思う」(堀田)。

その後も40分に木村圭汰(筑紫台・2)が、44分にはPR(プロップ)の和泉秀志(野村・4)がそれぞれゴール前ラックから押し込みトライ。

難しい角度が多い中、今日キッカーを務めた城川斗武(常翔)は9本中8本を成功。終わってみれば後半は大体大をゼロで抑え、61-10の快勝となった。

「試合前、京産のプライド取り戻しに行こうと言いました。前半はひやひやしたけど、後半は選手からトライを取りたいという気持ちが見えた。春季トーナメント決勝で天理に負けてから合宿中も含めて苦しい時間が長かった」。

「そこから学生たちがなんとか立ち直ってくれた。前に進んでいく足がかりを掴んだ、やっとスタートラインに立ったという感じですね」と大西監督も安堵の勝利。

次戦の相手は近畿大学。春は春季トーナメント1回戦で対戦し、京産大が38-29の接戦を制した。しかし、近畿大はそこから肉体改造等に力を入れ、強豪・東海大学と引き分ける程に成長した。

同志社大学に敗れたものの、ラストワンプレーまで同点の大接戦。開幕戦では昨季2位の立命館大学に圧勝するなど、今一番勢いに乗るチームだ。

CTB(センター)福山竜斗(天理・2)ら4人が、U20日本代表に選出されるなどタレントも揃える。選手達も口をそろえて「近畿大は勢いづいたら厄介なチーム」と語る。

そんな近畿大の勢いを止めるためにも、前半からレベルの高い「京産のラグビー」を展開することが必要だ。

ワールドカップ中断期間前、前半戦最後のゲーム。ここを乗り切れば伊藤鐘平キャプテンが復帰してくる。悲願の大学日本一へ、赤紺軍団が大きな山場を迎える。

文/写真:岩田悠吾(京産大アスレチック)

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ