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ラグビー ニュース 2019年9月3日

ノンキャップで選出された北出卓也の責任感。ラグビーワールドカップ

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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網走合宿ではFW(フォワード)の第1列の選手が「手応えがあった」と口にしていたスクラムに関しても、HO北出も同様だった。

「トップリーグだと低いチームが有利というか、強いという印象があって、僕も低く組むこと大事にしていた。

だが、海外選手とやるときは体格がでかくて、相手より低く組みすぎると上から押しつぶされて、崩れてしまうと重い方が有利な判定になるので、低く組みすぎるなと言われています。(チームのスクラムは)今、良くなってきています」。

北出は東海大ラグビー部時代、FWリーダーを務めており、6月に大阪で、勤務する交番で刺された東海大ラグビー部出身の古瀬鈴之佑巡査とは同期の間柄。

7月中旬、パシフィックネーションズ・カップのメンバーから外れた後に、大阪まで出向いて、お見舞いに訪れていた。「(古瀬巡査は)元気だったので素直に良かったのと、『頑張ってほしい』と言われました。

彼はレフリーを目指していたが、今後、(レフリーを)やっていけるかわからない状況なので、自分はラグビーができることは当たり前ではないですし、頑張らないと行けないと思いました」。

「(ワールドカップに出場したら)激しいタックルや身体をぶつけるところで勇気づけたい」(北出)。そして、最後に「ずっと合宿をしているので早く試合をしたい」という北出は日本で開催するワールドカップへの思いをこう語った。

「大げさではなく、今後の日本ラグビー界が発展するかどうかというところは、この大会にかかっている部分が大きいと思うので、責任を強く持ってプレーしないといけないと思っています」と真剣な表情で語った。

堀江翔太、坂手淳史に続いて、北出は3人目のHOという位置だが、練習からアピールを続けて、南アフリカ代表戦はもちろんのこと、ワールドカップでの試合出場を目指す!

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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