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6月23日は、東京・秩父宮でB組1試合が行われ、東芝ブレイブルーパス(昨季11位)がNTTコミュニケーションズ(昨季TL5位)を31-24で下している。
東芝はブレイクダウンでNTTコムの連続攻撃にプレッシャーをかけ、FWの猛攻やキックカウンターなどから前半4トライを奪取した。
「NTTコムさんはアタッキングのチームなので、ブレイクダウンでファイトすることが目標でした」(東芝・瀬川智広監督)
しかしNTTコムも1トライを返して7-24で前半を折り返すと、後半2分に一時退場者(シンビン)を出した東芝を攻め立てる。
NTTコムは後半4分にSO小倉順平のPG(ペナルティゴール)成功で10-24と迫ると、同11分、パナソニックから新加入のWTB山田章仁を投入。
移籍後初試合を「楽しめました」と本人談。ファーストプレーでクロスキックを捕球すると、反転してゲインする好プレー。ここからパスがつながりHO三浦嶺がトライ。17-29
じりじりと迫られる東芝。しかしSH小川高廣キャプテンは「シンビンが出たときに焦りましたが、試合中に修正できました。みんなが余裕を持っていました」。
東芝は後半26分、この日奮闘したスクラムから途中出場のコンラッドバンワイクがトライ。NTTコムは同36分にWTB石井魁が古巣・東芝からインターセプトによる独走トライを奪ったが、届かなかった。
7点差以内の敗戦によるボーナスポイント「1」は獲得したNTTコム。
今季よりBKコーチから昇格のヒュー・リースエドワードHCは「ターンオーバーが多く、自分たちのゲームができなかったことが敗因のひとつです」
「エッジのスペースを狙うことがスタイルのひとつですが、そのためにはミッドフィールドで前に進み、エッジへ行く権利を勝ち取らなければなりません。しかしそれが出来ませんでした」と敗因を語った。
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