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ラグビー コラム 2019年6月15日

慶應義塾、春季大会最後の壁は無敗の東海大学。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 慶應スポーツ新聞会
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9日の大東文化大学戦で今季初勝利を挙げた慶應義塾大学。次なる相手は春季大会を無敗で突き進む東海大学だ。

東海大は先月の試合で帝京大学から公式戦初勝利を挙げ、波に乗っている。

対する慶大も、主将・栗原由太(環4・桐蔭学園)の復帰戦で見事な勝利を収め、上昇機運が高まってきた。今回は、そんな両チームが激突する16日の試合のみどころを紹介していく。

まずは、両チームのここまでの戦いを振り返る。慶大は開幕から苦戦が続いた。初戦の流通経済大学戦では、ラインアウトやディフェンスの連携が乱れ黒星スタート。

続く、帝京大戦でそれらの課題は解消されたものの、帝京大の接点での強さに圧倒された。令和初の早慶戦でも、早稲田大学の強みであるBK(バックス)陣に計5トライを許し、勝利には至らなかった。

初勝利を目指した9日の大東文化大戦では、復帰した栗原主将を中心にチームがまとまった。

開始早々からマイボールをキープした慶大は前半1分、敵陣22mライン付近でのCTB(センター)栗原のグラバーキックに反応したWTB(ウィング)宮本恭右(総3・慶應)が、そのままインゴールに飛び込み、先制のトライを挙げる。

写真:課題だったラインアウトは克服された

9分にも敵陣深くでのラインアウトを成功させるとモールで攻め込み、最後はHO(フッカー)原田がグラウンディング。14分にも同様の形でトライを挙げて15-0とし、序盤から大東文化大を突き離す。

28分に自陣での相手ボールスクラムからトライを許すも、この日の黒黄軍団は揺るがなかった。

33分、センターライン付近からのSO(スタンドオフ)中楠一期(総1・國學院久我山)によるキックの処理に相手がもたつくと、それを見た中楠が自らボールを拾ってインゴールに駆け込んでトライ。

WTB高木一成(商4・慶應)のコンバージョンキックも成功し、慶大は前半を22-7で終えて試合を折り返す。

迎えた後半戦は有利な風向きであったものの、序盤から自陣でのプレーが続いた。20分、自陣22mライン付近での相手ボールスクラムで踏ん張り切れずにトライを献上。

前半とは異なり我慢の時間が続くも、慶大は気持ちを切らさなかった。30分、相手のオフサイドによって得たPK(ペナルティキック)で敵陣深くまで侵入すると、左サイドのラインアウトモールから途中出場のHO安田裕貴(政4・慶應)がグラウンディングに成功。

39分にも同じ形で再びHO安田が得点すると、選手たちからはガッツポーズも飛び出した。

42分には、ハーフウェイライン付近でのマイボールスクラムから敵陣に攻め入ると、最後はボールを受けたLO(ロック)相部がインゴールへ駆け込んだ。

SO中楠もコンバージョンキックをしっかりと決め、43-12でノーサイド。終始試合を支配した慶大が見事な初白星を挙げた。

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