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ラグビー コラム 2019年6月7日

今季新体制の2チームが激突!ラグビー関東大学春季大会「慶大×大東大」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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慶大の新たなヘッドコーチ(HC)は、創部100周年('99年度)で大学日本一を経験している栗原徹氏だ。

元日本代表の名キッカーは現役引退後、'14年度から5年間はNTTコムでスキルコーチを務めていた。

日本代表キャップを保持するNTTコムのSO小倉順平が「僕は徹さん(栗原HC)で変わった。一番お世話になったコーチ」と語るなど、選手からの信頼は絶大。慶大でも大きく成長する選手がいるだろう。

昨季の慶大は、大学選手権準々決勝で早稲田大学に惜敗(19-20)した。

対抗戦では優勝した明治大学に勝利(28-24)するなど、金沢篤前HC(今季よりパナソニックBKコーチ)は、指導4年目で大学王者に届くチームを作り上げた。

しかし準々決勝では勝利目前のスクラムで反則を犯し、早大が後半45分に逆転トライ。SH江嵜真悟とSO古田京主将のハーフ団、LO辻雄康(サントリー)、FB丹治辰碩(パナソニック)らの強力な4年生は、ショッキングな敗戦により学生ラストシーズンを終えた。

創部120周年の節目となる今季は、新主将にCTB栗原由太(4年)を据え、『UNITY』をテーマに一致団結での捲土重来を目指す。

慶大で注目したいポイントは、とはいえ注目すべき才能を抱えていることだ。

大山祥平(3年)は186センチの大型プロップ。LO相部開哉(3年)と共にジュニア・ジャパン、U20も経験している有望株だ。

バックローの山本凱(2年)は逸材中の逸材。攻守で爆発的な推進力を披露する。京都成章の主将だったCTB三木亮弥(3年)は優れたタックラーであり、最前線で体を張り続ける。

昨季よりグラウンドを広く使い、ディフェンス・システムも含めて進化中という慶大。

両軍ともに主力が多数卒業し、新指揮官を迎えて、一体感をより重視、新スタイル確立の途上にある――。共通点の多い両軍はどんな戦いを見せてくれるのだろう。

新体制同士の激突となった「慶應義塾大学×大東文化大学」は、J SPORTSオンデマンドでの限定配信となる。6月9日(日)午後0:55からLIVE配信がスタートする。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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