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6月2日(日)、関東大学春季大会は、Aグループは早稲田大学が大学東文化大学を47-24で下し3勝1敗とし、Bグループでは日本大学が筑波大学に、拓殖大学が青山学院大学に勝利した。
また、成田市中台運動公園陸上競技場で、昨年度の大学選手権王者の明治大学と対抗戦王者の帝京大学が対戦し、前半から試合を優勢に進めた明治大学が35-17で勝利した。
6月2日、昨年度の大学選手権王者である明治大学と、一昨年まで9連覇を果たしていた帝京大学が練習試合で激突した。
大学ラグビーの注目の一戦、そして無料ということもあり、第6回目を迎えた「成田ラグビーフェスティバル」では、最も多くの観客が訪れたという。
先制したのは明治大学だった。前半3分、キックカウンターからボールを継続し、WTB(ウィング)山村知也(4年)がトライを挙げて、SO(スタンドオフ)山沢京平(3年)が難しい角度のコンバージョンを決め、7-0と先制する。
突破する明治のPR安
その後、明治大学が粘り強いディフェンスで相手を止めると、15分にPR(プロップ)笹川大五(4年)、31分にはPR安昌豪(4年)とゴール前でFW(フォワード)がしっかりとトライを取り切って、21-0とリードする。
帝京大学も35分にスクラムを起点に展開し、最後はトライゲッターのWTB木村朋也(4年)がトライを挙げて、21-5で折り返す。
後半、最初は拮抗した状態が続く。だが、16分にゴールラインアウトからドライビングモールでキャプテンのHO(フッカー)武井日向(4年)がトライを挙げて明治大学が28-5と大きくリード。さらに28分、カウンターからWTB山村が今日2本目のトライで35-5とした。
試合終盤、帝京大学も控えから入ったFL(フランカー)リッチー・トンガタマ、PR細木康太郎(ともに2年)といったボールキャリアに長けた選手が入ると、攻撃にリズムが出て2トライを返したが、時すでに遅し。試合はそのまま明治大学が35-17で勝利し、ノーサイドを迎えた。
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