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チャンスは一瞬でピンチとなる
「(帝京は)1人1人が基本のプレーに忠実で、規律が取れていた。ブレイクダウンではサポートが早かったり。逆に遅いところを狙われて、ペナルティを多くとられてしまった」。
「そういう所がうち(大東文化)との違いかなと思う。」と、副主将でRP(プロップ)の藤井大喜(4年=黒沢尻工業)は振り返った。
パスをつないで敵陣まで攻め込み、チャンスを作った場面は少なくはなかった。しかし、それを決めきれたのは前半が終了し、後半開始直後の1度のみ。
試合を通して、ブレイクダウンの攻防でターンオーバーされ、貴重なチャンスを逃すというプレーが多く見られた。
しかし、スクラムでは帝京相手に有利に立ち、ペナルティを獲得するなどFWの自信につながった所もあると藤井は言う。
BKではシオペや長谷川昇(2年=バーカーカレッジ)らの力強いタックルやランは、次戦へ期待のかかるプレーとなった。
FB(フルバック)の鈴木匠(3年=札幌山の手)はサポートの点も指摘しつつ、ノミネートの甘さも敗因の1つに挙げた。選手自身の自信へとつながるプレーとともに、チームとしての課題も明らかになった帝京戦であった。
次戦の相手は早稲田大学。「BKに上手いプレーヤーが揃っているので、FW戦での勝利が必要」(藤井)と言うように、26日に行われた慶應義塾大学戦では、早稲田BK陣の活躍が目立った。
巧みなフットワークと足の速さで慶應義塾のディフェンスを抜き去り、トライを決めている。
ペナルティを犯さずに、最後までトライを取りきる。そのためにも早稲田戦では、帝京戦でたびたびチャンスを逃した場面である、ブレイクダウンでの攻防の改善、そして鈴木の言うノミネートを含めたディフェンス面の修正が、必要であろう。
大東文化としては、春季大会第3戦目の折り返し地点でもある早稲田戦で勝利し、続く慶應義塾戦と流通経済大学戦への足掛かりとしたいところだ。
大東文化大学と早稲田大学の試合は、6月2日(日)午後0:55から、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
文/写真:馬場修平(スポーツ大東)
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