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ラグビー コラム 2019年5月11日

創部120周年の慶應義塾、新体制の初陣を迎える。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 慶應スポーツ新聞会
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令和元年に慶應義塾大学蹴球部は創部120周年。黒黄軍団の、新時代を切り拓く戦いが始まる。

昨シーズンは秋の対抗戦3位枠で大学選手権に出場。京都産業大学との初戦、後半に1点差まで詰め寄られる苦しい時間帯もあったものの、得点ではリードを許さない試合展開で初戦を突破。

準々決勝では、対抗戦2位枠で出場していた早稲田大学と再び相見えた。1ヶ月前に敗れた相手に先制を許すも後半に追い上げ、逆転。会場の誰もが勝利を確信したが、試合時間残り30秒のところで自陣スクラムでのペナルティ。

そこから逆転のトライを許した。宿敵相手に1点差で敗れるという、忘れられない敗戦から今の体制がスタートした。

昨シーズンは、かつて慶應義塾高時代に花園に出場したメンバーが主となってチームを引っ張ったが、今シーズンはそのようなスター性のあるプレーヤーが揃っているわけではない。

そこで、新たに就任した栗原徹HC(ヘッドコーチ)は“Unity”というテーマを掲げた。主将の栗原由太(環4・桐蔭学園)と副将の川合秀和(総4・國學院久我山)を筆頭に、全員が主体性を持ち、一体となって戦う。

戦術としては、グラウンドを広く使い、1人が切り込んでいくよりも全員がオプションとなって展開する攻撃を今年は掲げている。ボールを回す回数が従来よりも増える分、パスなどの基本的なスキルの向上が求められる。

今年は昨年に比べるとやはりFW(フォワード)のサイズダウンは否めないため、低く、速いプレーを意識している。

慶大伝統の「魂のタックル」の進化した姿に注目だ。またスクラムも、低さとまとまりの2つを武器に仕上げてきている。昨シーズンも課題に挙げられることが多かった、セットプレーの精度が勝敗を分ける場面が今年も多くなるだろう。

BK(バックス)陣は2年生の頃から試合経験を積んでいる栗原が中心となるが、3年生でポジションリーダーに就任した三木亮弥(総3・京都成章)と若林俊介(政3・慶應)をはじめとしたフレッシュなメンバーが多くを占める。

広く散らばった状態から相手の穴を見つけ、ラインブレイクを重ねる攻撃に期待がかかる。

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