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ラグビー コラム 2019年5月8日

ラグビーを愛するトップビジネスマンに聞く~セントメディア 大原 茂社長~

ラグビーのすゝめ by 村上 晃一
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セントメディア 大原茂

ラグビーの楽しさは「バラエティー性」と「自由度の高さ」

──ラグビーと最初に接点を持ったのは、いつ頃ですか。

「私は奈良県の生駒市出身です。父親が高校時代にラグビーをしていて、僕の小学1年生の誕生日にラグビーボールをプレゼントしてくれました。でも、全く興味をもてなくてずっと野球をしていました。ところが、中学生の時、新日鉄釜石と同志社大学の日本選手権(1985年1月15日)をテレビで見て感動したんです。平尾誠二さんや大八木淳史さんの同志社が負けたのですが、それを見て、よし!俺が釜石を倒す、と燃えました。高校は、当時ラグビー部が強かった私立高校を受験したのですが不合格となり、結局、入学した地元の公立高校にはラグビー部がなく、ラグビーをやりたかっという思いだけが残りました」

──部活には入ったのですか。

「サッカー部に入りました。そこで体育の富永忍先生に出会いました。当時はサッカーを教えていたのですが、富永先生は大阪体育大学のラグビー部で活躍された人で、ラグビーの話をよく聞かせてくれました。面白い先生で、サッカーボールをラグビーのハイパントみたいに蹴り上げたり、相手に体当たりしてボールを取ったり。『先生!それ反則でしょ』って(笑)」

──ラグビーとの縁は続いたのですね。卒業後は京都産業大学へ進学されています。

「ラグビーをしようと思ったわけではありませんが、せっかくラグビーの強い大学に来たのだし、ラグビー部の大西健監督が担当されていた体育のラグビーの授業を選択しました。授業ではラグビー部の同級生が教えに来てくれるのですが、その鍛えられた体や技術にも感動しました。そんな縁でラグビー部の応援に行くようになりました。彼らは全国大学選手権のベスト4に進出し、国立競技場で明治大学と戦いました。前半はスクラムトライもあってリードしましたが、後半に逆転されました。でも、そこからラグビーにハマってしまいました」

──見るラグビーの楽しさは、どんなところにありますか。

「大きく2つあると思います。1つ目はバラエティー性。身長2mの選手がいて、体重130kgの選手もいる。それに対して、身長160cmほどの選手がフルコンタクトで戦っている。足の速い選手、パスの上手い選手、キックが上手い選手、それぞれの強みを生かして戦うスポーツ、こんなスポーツないですよ。2つ目は自由度の高さ。僕は野球をしていたのですが、野球って一球ごとに監督のサインに従わなければならない。でも、ラグビーはグラウンドに入れば自分たちが自由にプレーを選択できる。ボールを持ったら、走るもよし、蹴るもよし、当たるのもパスも良しと、自由度が高く非常に魅力的なスポーツだと思います」

──息子さんもラグビーをしているそうですね。

「ワセダクラブのラグビースクールに通わせました。僕も子供たちを教えることで関わっていました。長男は今ニュージーランドの高校に留学して楽しみながらラグビーをしているようです。次男は春から中学校でもラグビーを続けます。父親だけラグビー経験がないのです。痛くない、タックル行け!なんて言うと、お父さん、痛いよ!!ラグビーしたことないからわからないんだよと言い返されます(笑)」

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