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ラグビー コラム 2019年4月20日

サンウルブズ、ハリケーンズとの接戦を勝ちきれず。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今シーズンは、アウェイで初勝利を挙げた後、ホームでは惜しい試合が続いていたサンウルブズのブラウンHCは、「勝てなくて残念だ。 勝つチャンスはあったが、プレッシャーに耐えられずチャンスを生かせなかった」。

サンウルブズのブラウンHC、ダン・プライアー

「どのチームにも勝てるパフォーマンスをしているので勝てたはずだ。課題は自分たちのプレッシャーに負けないで勝ち切るところだということ」と唇をかんだ。

ゲームキャプテンのFLダン・プライアーは、「たくさんの観客の前でプレーできることは、両チームにとって力になる。ラインアウトで大事な部分でスイッチがオフになり、ハリケーンズに簡単に取られてしまった」。

「やはり安定感がないと勝ったり負けたりになってしまう」とファンの声援に感謝しつつも課題を口にした。

ウォーレンボスアヤコ、CTBで出色の出来

また、バックローながらインサイドCTBとして出場したサンウルブズのウォーレンボスアヤコは課題に関しては「特にディフェンス、ボールに絡んでいくところ」とコメント。

「あまりポジションは気にしていない。NO8は大好きですし、CTBのプレーも楽しんでいた。どのポジションでもサンウルブズの代表として出られるのが楽しい」と前を向いた。

勝利したハリケーンズのプラムツリーHCは、「今回はサンウルブズ称えないといけない。非常にいい試合で、サンウルブズは我々に大きなプレッシャーを与えてきた」。

「前半、サンウルブズは我々の多かったミスを突いてきた。後半は徐々に我々が自身のパフォーマンスを取り戻すことができ、勝利という結果になった。何れにせよタフな試合で、サンウルブズがよかったことは間違いない」と勝利に安堵しつつ相手を称えた。

プラムツリーHC、TJ・ペレナラ

ゲームキャプテンのTJ・ペレナラは、「試合中はゲームに集中していたが、試合後やホイッスルで試合が止まった時に観客の雰囲気を感じていた。ファンの声援にも少し気づいていたし、彼らのエナジーを感じている自分がいた」。

「ラグビー自体への応援のように感じられてよかった。ワールドカップの雰囲気もこのような感じになるだろうと思った」と、満員に近いファンの熱を印象深く語った。

勝利したハリケーンズはニュージーランドに戻り、4月27日(土)はホームで同じニュージーランドのライバル、チーフスを迎える。

強豪相手にまったく引けを取らないパフォーマンスを見せながらも、またも勝ち切れかなったサンウルブズは、4月26日(金)の次節は再び秩父宮ラグビー場でニュージーランドのハイランダーズを迎える。

田中史朗、次週は古巣との対戦

ブラウンHC、SH田中、SOパーカーらの古巣との対戦にきっと燃えるはずだ。次節こそ、ホームで今シーズン初勝利を挙げてファンの声援に応えたい。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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