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ラグビー コラム 2019年4月9日

トライ王争いにも注目 スーパーラグビー第9節プレビュー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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スーパーラグビー2019は、今週末、第9節に入る。レギュラーシーズンは全18節あり、前半戦の最終節だ。サンウルブズは8週連続で試合があったか、今節はBYE WEEK。今季初めてサンウルブズのいないラウンドとなるわけだ。

総合首位に立つのは、ニュージーランド(NZ)カンファレンスのクルセイダーズ。前節は、オーストラリアカンファレンスのブランビーズを36-14で下し、6勝1敗1分けで、勝ち点29とした。オーストラリア首位のレベルズに6点差をつける独走態勢である。しかし、それ以外の順位争いは混とんとしている。ここ数年はNZカンファレンスが上位を占めたが、今季はオーストラリアのレベルズ、ワラターズの奮闘もあり、勝ち点差が詰まっている。

首位クルセイダーズは、4月12日(金)、ホームクライストチャーチでハイランダーズを迎え撃つ。今節の注目ゲームのひとつだろう。ハイランダーズは前節、ハリケーンズに逆転負け。SHアーロン・スミス、WTBワイサケ・ナホロら主力に怪我が出ているが、NO8ルーク・ホワイトロック、FBベン・スミスらのベテラン勢が引っ張っている。クルセイダーズは、今年のRWC後に日本のトップリーグ入りが発表されているNO8キアラン・リード(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、CTBライアン・クロッティー(クボタスピアーズ)がいる。ハイランダーズは、4月26日、来日してサンウルブズと戦うことになっており、日本のファンの皆さんの関心も高いだろう。

前節、サンウルブズに快勝したレベルズは、12日、地元メルボルンで南アフリカのストーマーズと対戦する。ストーマーズは、南アフリカカンファレンス最下位ながら、ここまで3勝4敗で勝ち点14。南アフリカ代表キャプテンも務めるFLシヤ・コリシがリードする。南アフリカカンファレンスは大混戦で、1位のシャークスも4勝3敗だ。番狂わせを起こして順位を上げたい。南アフリカカンファレンス同士の試合もある。シャークス対ジャガーズだ。前節、ブルズに競り勝ったアルゼンチンのジャガーズは3勝4敗として上位浮上のきっかけをつかんだ。FLパブロ・マテーラ、キャプテンを務めるCTBヘロニモ・デラフェンテら、今年のRWCでも活躍が期待される注目選手が揃う。シャークスへのチャレンジは見ておきたいところだ。

前節、オーストラリアのワラターズを下したブルーズも勢いがある。36歳になったCTBマーア・ノヌは相手のミスボールからチャンスをつかむと、全盛期をほうふつとさせる独走トライを奪った。今節は、ハミルトンに乗り込んでチーフスとの対戦だ。

ジャック・マドックス

トライ王争いは、レベルズのWTBジャック・マドックスが8トライで1位。クルセイダーズのWTBウィル・ジョーダン、ハリケーンズのCTBンガニ・ラウマペ、ブルーズのWTBリーコ・イオアネが7トライで追う。得点王はブルズのSOハンドレ・ポラードが96点で1位。チーフスのSOダミアン・マッケンジーが77で追い、サンウルブズのSOヘイデン・パーカーが69点で3位につけている。個人賞レースにも注目したい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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