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ラグビー コラム 2019年4月7日

サンウルブズ、レベルズに力負け。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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開幕から8試合連続の試合であり、しかもカンファレンス首位の強豪と対戦し、前半4トライを許したこと。また、アタックの起点であるラインアウトが半分、取れなかったことが大きく響いた。

それでも後半、13点差の時に1トライが取れれば試合は、まだまだどうなるかわからなかっただけに、悔しい敗戦となった。

レベルズのゲームキャプテン、FLアンガス・コットレルは「後半、先に点を取られたが、そこから落ち着いて相手に点を取らせなかったのが良かった」。

「クイックタップを使って来るので警戒していたが、後半も崩れず試合ができて、勝つことができた」と胸を張った。

サンウルブズのブラウンHCは「ミスが多く、集中力を欠いたところからトライを取られる場面が多かった。プレッシャーを受けてしまい、自分達のやりたいプランを実行することができなかった」。

「また、ラインアウトも確保できなかった。ボールをしっかり保持してゲームのスピードを上げ、そして生まれてくる機会を使ってトライをとっていく。そういったことが今日の試合ではできなかった」と肩を落とした。

プライアー ゲームキャプテンも「ラインアウトでかなりプレッシャーを受けてしまいました。そしていくつかコールを間違えてしまうという状況がありました」。

「フィールド上で話して、簡単なサインに変えるといった修正も行いましたが、遅すぎたというわけではなかったですが、挽回するための十分な時間はなかった」と悔しい表情を見せた。

ただ、やっとサンウルブズは、次節は「BYE WEEK」(休みの週)となる。今日の試合で2トライを挙げたWTBマシレワがが「今日の敗戦は非常に残念ですが、BYE WEEKでしっかりリフレッシュして、次戦に挑みたい」。

ブラウンHCも「来週はBYE WEEK なので、しっかり休みをとって、次戦で戦うハリケーンズ戦に向けて準備し、勝ちにいきたい」と言うように、1週身体を休めて、ホームでの連戦に控えてほしい。

レベルズは4月12日(金)の第9節、南アフリカのストーマーズと再びホームで対戦する。

一方のサンウルブズは前述の通り、第9節はBYE WEEKとなり、19日(金)の第10節はハリケーンズ、26日(金)の第11節はハイランダーズとニュージーランドの強豪を迎える。

ブラウンHCが「しっかりと準備すればどんな相手でも勝てる」と自信をのぞかせれば、WTBマシレワが「次戦は東京でのホームですが、多くのエキサイティングなファンの前で戦う事は、チームのエナジーを高めてくれます」。

その言葉通り、サンウルブズサポーターの声援を背に、ホームでの連戦で連勝を狙ってほしい。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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