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ラグビー コラム 2019年4月3日

センバツ8強トーナメントが始まる。「全国高校選抜ラグビー大会」大会5日目の見どころ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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第4試合は中部大春日丘×天理だ。

3大会連続10回目の愛知・中部大春日丘(東海1位)が、3大会連続8回目の天理(近畿3位)と対戦する。

春日丘は予選リーグ2試合目で8強進出を決めており、2日前(4月2日)の予選3戦目は、より多くの選手に経験を積ませることができた。

一方の天理は4月2日に千葉・流経大柏との全勝対決を戦った。条件は比較的難しいが、CTB前川風雅主将(3年)を筆頭に機動性の豊かなメンバーが揃う。

攻守の完成度は大会屈指であり、春日丘はハードワーカーの川内悠斗主将(3年)を中心に堅守からリズムを作りたい。

8強トーナメントになればどの試合も好勝負は必至だが、ひとつ試合を挙げるとすれば、第1試合の「桐蔭学園×東福岡」だ。

両校は昨年のセンバツ準々決勝でも対戦しており、このときは桐蔭学園が40-34で競り勝っている。

そして両校は昨季花園の準決勝でも激突した。そして東福岡は38-46で敗れて、花園を去った。

さらに東福岡は7人制大会「アシックスカップ」のカップトーナメントでも敗れているため、昨年は高校3冠(センバツ、アシックスカップ、花園)のすべてで、桐蔭学園に道を断たれていることになる。

否が応でも意識する相手かもしれない。

多彩な仕掛けでボールを大きく動かす東福岡は、CTB廣瀬雄也主将(3年)を中心に、1年時からレギュラーのWTB志氣陸王(3年)、高本とむ(3年)ら好ランナーが揃う。

フォワードでは、ファイターのFL井上風雅、キャリアーとしてエリア外側で脅威となるNO8西濱悠太らが存在感を放つ。

ボールを保持して精度の高い波状攻撃を仕掛ける桐蔭学園。

CTB/SO伊藤大スケ(示右)主将(3年)を筆頭に、昨季1年生ながら花園を湧かせたNO8佐藤健次(2年)、体幹の強いWTB秋濱悠太(2年)など、関東屈指のタレントが揃う。

ハイレベルな好勝負になるだろう。準々決勝で見逃せない好カードだ。

いよいよ佳境を迎えた「全国高校選抜ラグビー大会」の大会5日目、決勝トーナメント準々決勝は、4月4日(木)午前10:25より、JSPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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