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ラグビー コラム 2019年3月26日

今節最大の注目カードはクルセイダーズとハリケーンズの首位攻防戦 スーパーラグビー2019 第7節プレビュー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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惜敗が続くサンウルブズは、前節も3年連続準優勝のライオンズ相手に連続攻撃から先制トライをあげたものの、ラインアウトからのドライビングモールを起点にトライを奪われ、24-37で敗れた。共同キャプテンのPRクレイグ・ミラー、CTBマイケル・リトルはじめ主力に負傷者が多く、ラグビーワールドカップ(RWC)トレーニングスコッドから次々に選手が合流し、メンバーが流動的なことも、コンビネーションが安定しない要因だろう。スクラムについては、ライオンズ戦である程度手ごたえをつかんだが、ラインアウトは不安定でのまま。モールのディフェンスについても、まとまりを欠いている。ワラターズは強力FWに加えて展開力もあり、ディフェンスの的が絞りにくい。サンウルブズの攻撃の時間を多くすることが勝利には不可欠だろう。

サンウルブズは、シンガポールからオーストラリアへ移動。遠征メンバーにはライオンズ戦でスーパーラグビーデビューを飾ったSO山沢拓也、今季初登場ながら好プレーを見せたPR三上正貴、具智元、LOグラント・ハッティング、SH田中史朗、CTB立川理道、FB山中亮平らも含まれ、ワラターズ戦に向けてさらにレベルを上げてほしいところ。ライオンズ戦で試合終了間際に投入された山沢に関しては、プレー時間を長くしてもらいたい。また、3月25日、オーストラリア遠征にLOマーク・アボット(197cm、115kg、29歳)が合流した。2017年度からコカ・コーラレッドスパークスでプレー。それ以前の4シーズンはスーパーラグビーのハリケーンズでプレーしていた。持ち前の運動量と経験でサンウルブズFWの軸になってもらいたい。

そのほか、オーストラリアのレッズ対レベルズ、南アフリカのシャークス対ブルズなど、同じカンファレンス同士の順位争いは興味深い。ここまで2勝3敗と苦しむジャガーズ(アルゼンチン)は、NZのチーフスをブエノスアイレスで迎え撃つ。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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