人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2019年3月11日

王者クルセイダーズは4連勝、チーフスは泥沼の4連敗。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

しかもクルセイダーズは3トライ以上差を付けて白星で、今年初めてのボーナスポイントも獲得した。一方、チーフスは勝利どころか勝ち点を積み上げることもできなかった。

クルセイダーズのゲームキャプテンを務めたCTBクロッティは、「今日は初めて試合に出るチャンスを得た選手も多かったが、彼らは自分でそのチャンスを勝ち取った」。

「今日の試合を見ればその才能や個人のスキルの高さが分かったと思う。これがチーム内のスターティング争いをいい意味で生んでいる」と、オールブラックスの多くが欠場する中でも、力のある若い選手が豊富な層の厚さが強さの理由だと説明した。

一方、4連敗と厳しい状況のチーフスのコリン・クーパーHC(ヘッドコーチ)は、「本当に本当に厳しい時期だ。しかしこの大会自体がタフなものだから、私たちはみんなで力を合わせ続けなければならない」と、厳しい状況ながらもなんとか前を向いた。

LOブロディー・レタリックキャプテンも、「結果はこの数週間変わらないけど、強度は上がっているし、ラックはどんどん良くなっているのはその努力の結果だと思う」。

「だが、まだまだ修正すべきところは多く、ミスやちょっと気の抜けた時間ができてしまったりしているし、ボールを持った時にあまりにもプレッシャーを感じてしまうようだ」とまだまだ改善すべき点があると指摘した。

開幕4連勝でニュージーランドカンファレンスだけでなく、全体1位をひた走るクルセイダーズは、3月16日の第5節はアウェイでハイランダーズ、第6節はアウェイでワラターズ、第7節はアウェイでハリケーンズと対戦する。どこまで白星と勝ち点を積み上げることができるか。

一方、泥沼の開幕4連敗となってしまったチーフスは、ニュージーランドカンファレンスだけでなく全体でも最下位となってしまった。なかなか復調の兆しが見えない中、3月15日(金)の第5節はホームでハイランダーズ戦と対戦する。

その後、南アフリカに飛んで第6節はアウェイで強豪ブルズと戦い、第7節はアルゼンチンでジャガーズと対戦する。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ