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ラグビー コラム 2019年2月19日

国内初戦はファンを喜ばせるパフォーマンスを見せてもらいたい スーパーラグビー2019 第2節プレビュー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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初戦でシャークスに大敗を喫したサンウルブズは、秩父宮ラグビー場でオーストラリアカンファレンスの強豪ワラターズと対戦する。オーストラリア代表ワラビーズのメンバーを多数含むワラターズは、初戦でNZのハリケーンズに19-20と惜敗したが、4PGを決めたSOバーナード・フォーリーほかスター選手が揃い、サンウルブズにとって手ごわい相手だ。

初戦でチーム1位の12回のボールキャリーをしたFBイズラエル・フォラウは、オーストラリア特有のオーストラリアンルールズ、13人制のラグビーリーグ、そして現在のラグビーユニオンという3種類のフットボールでプロになったスーパーアスリート。今季は、同じく3種類のフットボールでプロになったCTBカーマイケル・ハントが加わった。ハントは初戦でフォラウに次ぐ10回のボールキャリーで活躍。サンウルブズとの試合に出場するかどうかは未定だが、この2人が揃えばサンウルブズには脅威になる。

サンウルブズは、シャークス戦のメンバーが軸になりそうだが、劣勢になったスクラムを立て直し、タッチライン際を何度も破られたディフェンスを修正して臨みたい。まだ大半の日本代表選手が合流していないが、37歳でスーパーラグビーデビューを果たしたLOトンプソン ルーク、初戦で存在感を示したPR山下裕史、CTBシェーン・ゲイツなど、ラグビーワールドカップの日本代表入りが期待される選手たちもいる。2019年の国内初戦で、ファンを喜ばせるパフォーマンスを見せてもらいたい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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