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ラグビー コラム 2019年2月8日

2月15日開幕!スーパーラグビー2019 今季のヒトコム サンウルブズの展望

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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開幕戦のメンバーは本稿執筆時点で不明だが、3月5日、追加メンバーとして、元日本代表のトンプソン ルークの加入が発表され、松橋周平(リコーブラックラムズ)が練習生として参加することが明らかになった。トンプソンは、2015年RWCで世界を驚かせた日本代表快挙の立役者であり、スーパーラグビーの舞台であの献身的なプレーを披露してくれることになった。シャークス戦、翌週の2月23日、秩父宮ラグビー場で行われるワラターズ戦の楽しみが倍増したわけだ。

ヘイデン・パーカー

昨シーズンは96%という驚異のプレースキック成功率をたたき出したヘイデン・パーカー

元ニュージーランド代表で、ブルーズで活躍してきたレネ・レンジャーの加入は、サンウルブズの攻撃力を高めるだろう。マオリ・オールブラックス経験者のFLダン・プライアー(宗像サニックスブルース)、FLカラ・プライアーは、アグレッシブにボールにからむ。昨シーズン、96%という驚異のプレースキック成功率をたたき出したSOヘイデン・パーカー(神戸製鋼コベルコスティーラーズ、昨季序盤にトライを量産したWTBホセア・サウマキ(キヤノンイーグルス)、万能バックスのジェイソン・エメリー(宗像サニックスブルース)、ニュージーランド出身でスコットランド代表経験もあるCTBフィル・バーリーのプレーも楽しみだ。

トニー・ブラウンヘッドコーチは、「プレースタイルは100%ジャパニーズスタイル。スキルとスピードを生かすアンストラクチャーのラグビーです」とコメントしている。新しいメンバーが加入したとはいえ、パス、キックを駆使しながら素早くボールを動かすスタイルは昨季と変わらない。SH茂野海人(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)は、「僕のポジションのSHでいえば、ハードワークできて、早いテンポで動ける選手が求められます。追加招集されたジェイミー・ブース(前ハリケーンズ)も、そういうタイプだと思います」。約1カ月間の準備、最後の仕上げのオーストラリア合宿を経て、どんな攻撃的なプレーを披露してくれるのか。目標は初のプレーオフ進出。そのためには15チーム中8位までに入ることが必要だ。開幕ダッシュに成功すれば十分に達成可能な目標である。サンウルブズは、2月13日、オーストラリアのメルボルンからシンガポールに入り、シャークス戦に備える。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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