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ラグビー コラム 2019年1月13日

天理は初優勝に届かず、明治が22年ぶり大学王者。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半、7点を追う天理大は敵陣でプレー時間を増やそうとキックを多用する。だが、なかなかチャンスが生まれない。逆に、明治が強固なディフェンスで、相手に有効なアタックをさせなかった。

16分、逆に明治はスクラムでペナルティを誘い、FB山沢がPG)ペナルティゴール)を決めて15-5。

さらに、21分、相手のラインアウトミスから敵陣奥深くに攻め込み、最後はHO武井日向(3年)が力強い突破からボールを押さえて、ゴールも決まり22-5とリードを広げる。

天理、明治のダブルタックルに苦しむ

残り時間、点差を考えると攻めるしかなくなった天理大は自陣からも積極的にボールを展開する。

29分、ボールを受けたHO島根キャプテンが力強いランで右中間にトライを挙げて22-10。

さらに35分、再びHO島根キャプテンがゲインしチャンスメイク、最後はCTB(センター)シオサイア・フィフィタ(2年)が中央に押さえて、ゴールも決まり22-17と5点差に追い上げる。

ノーサイド、歓喜する紫紺のフィフィティーン

残り4分、明治は相手のノックオンの後、FWを使ってボールをキープして時間を使おうとしたが、モールを止められてしまいアンプレアブル。天理大にワンチャンスが残った。

残り1分、逆転を狙う天理はスクラムからアタックをしかけるが、明治のディフェンスは勝負どころで集中力を切らさず、タックルで前に出て相手のノックオンを誘ってそのまま22-17でノーサイド。

その瞬間、紫紺のジャージーの選手たちは喜びを爆発させた。

スクラムで劣勢だったものの、接点、ラインアウトでプレッシャーをかけ続け、好機にしっかりトライを重ねた明治が、天理大を下して1996年度以来22年ぶり、13度目の大学王者に輝いた。

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