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ラグビー コラム 2019年1月6日

平成30年間の歴史、花園優勝校を振り返る。全国高校ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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なお、平成となってから初優勝した高校は熊谷工業、啓光学園、相模台工業、西陵商業、東海大仰星、東福岡、桐蔭学園の7校で、もし今年度の大会で大阪桐蔭が優勝すると8校目となる。

また、公立校で優勝したのは熊谷工業、伏見工業が3度、相模台工業が2度、西陵商の7回のみであり、圧倒的に私立が優勢ということがわかる。公立校の優勝は2005年(平成17年度)の伏見工業以来ない。

平成最後の大会となる1月7日の決勝では、大阪桐蔭が初優勝校し、大阪勢として平成で15回目の優勝なるか。

はたまた桐蔭学園が優勝すれば初の単独優勝となり、神奈川県勢としては平成で4度目の優勝となる。平成最後の王者はどちらになるだろうか。

いずれにせよ平成30年を振り返ると最初の10年間は相模工大の連覇を筆頭に、熊谷工業、国学院久我山と〝東〟の学校も関西勢と張り合っていたことがよくわかる。

次の10年間は4連覇を含む5度優勝した啓光学園が席巻した時代だった。そして最後の10年間は東福岡と東海大仰星の「2強」が高校ラグビー界を引っ張ったといえよう。

◆平成30年間の花園優勝校

1989年(平成元年)度 天理(奈良)6度目
1990年(平成 2年)度 熊谷工業(埼玉)初優勝
1991年(平成 3年)度 啓光学園(大阪)初優勝
1992年(平成 4年)度 伏見工業(京都)2度目
1993年(平成 5年)度 相模台工業(神奈川)初優勝
1994年(平成 6年)度 相模台工業(神奈川)2度目&2連覇
1995年(平成 7年)度 大阪工大高(大阪)4度目
1996年(平成 8年)度 西陵商(愛知)初優勝
1997年(平成 9年)度 国学院久我山(東京)5度目
1998年(平成10年)度 啓光学園(大阪)2度目

1999年(平成11年)度 東海大仰星(大阪)初優勝
2000年(平成12年)度 伏見工業(京都)3度目
2001年(平成13年)度 啓光学園(大阪)3度目
2002年(平成14年)度 啓光学園(大阪)4度目&2連覇
2003年(平成15年)度 啓光学園(大阪)5度目&3連覇
2004年(平成16年)度 啓光学園(大阪)6度目&4連覇
2005年(平成17年)度 伏見工業(京都)4度目
2006年(平成18年)度 東海大仰星(大阪)2度目
2007年(平成19年)度 東福岡(福岡)初優勝
2008年(平成20年)度 常翔啓光学園(大阪)7度目

2009年(平成21年)度 東福岡(福岡)2度目
2010年(平成22年)度 東福岡(福岡)3度目&2連覇、桐蔭学園(神奈川)初優勝
2011年(平成23年)度 東福岡(福岡)4度目&3連覇
2012年(平成24年)度 常翔学園(大阪)5度目
2013年(平成25年)度 東海大仰星(大阪)3度目
2014年(平成26年)度 東福岡(福岡)5度目
2015年(平成27年)度 東海大仰星(大阪)4度目
2016年(平成28年)度 東福岡(福岡)6度目
2017年(平成29年)度 東海大仰星(大阪)5度目
2018年(平成30年)度 大阪桐蔭(大阪)or 桐蔭学園(神奈川)

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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