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ラグビー コラム 2019年1月5日

早稲田に立ちはだかった『紫紺のカベ』。ラグビー大学選手権準決勝

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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『31-27』。秩父宮ラグビー場の電光掲示板にはあの日と同じスコアが記されていた。しかし、グラウンド上の光景はあの日とは真逆だった。

全国大学選手権準決勝は、宿敵・明治大学との早明戦。早稲田大学は、開始早々にFB(フルバック)河瀬諒介(スポ1=大阪・東海大仰星)のトライで先制したものの、その後は明大を追う展開となる。

敵陣へ攻め込む場面も多くあったが、紫紺のカベを打ち崩すことはできず、27-31で敗戦。何かのあやだろうか、関東大学対抗戦優勝を決めたあの日と同じスコアだった。

「ちょっと驚きましたね」(河瀬)と振り返る通り、試合は意外な形で幕を開けた。

1分、FB山沢京平(明大)のキックを河瀬がチャージし、そのままインゴールへと飛び込み先制に成功。その後は互いにPG(ペナルティゴール)を1本ずつ成功させ、10-3。

キックの蹴り合いが続く時間も多かった中、風上という状況をうまく利用したSO(スタンドオフ)岸岡智樹(教3=大阪・東海大仰星)のエリアマネージメントも功を奏し、ここまで課題とされていた試合の入り方では早大が主導権をつかんだ。

キックチャージから先制トライを挙げた河瀬

しかし、21分、試合は振り出しに戻る。明大がフェアキャッチを選択し、明大陣内22mからクイックリスタートすると、そのまま展開し明大のWTB(ウィング)高橋汰地へ。

アンストラクチャーな状況で、ディフェンスが整備されていなかったこともあり、高橋に自陣5m前まで大きくゲインを許すと、逆サイドへ展開されて被トライ。

「ふと抜けてしまったときに仕掛けられることが前半は顕著だった」(相良南海夫監督、平4政経卒=東京・早大学院)と振り返るように、一瞬のスキを明大に突かれてしまった。

その後は、35分に再びPGを成功させて再びリードを奪うが、その直後、自陣中盤で明大がボックスキックを蹴ると、ブレイクダウンでターンオーバーを許す。

最後は明大の CTB(センター)射場大輔にタックラー3人が振り払われてインゴールへ叩き込まれ、13-17とビハインドで前半を終了した。

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