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天理の小松節夫監督は「本当にイーブンに最後まで戦い続けてくれた。前半風下できっちり、ディフェンスできて、点を取れたことで、いい勝負ができるな思った」。
「帝京は規律を取れたディフェンスを頑張るチームで、ずっとリスペクトしてやってきたので、勝つことができて嬉しい。優勝目指してやってきているので、決勝は一番いい試合をできるよう準備したい」と会心の勝利に喜びを見せた。
キャプテンのHO島根も「日本一になるために倒さなければいけない相手だったので倒せて嬉しい。ディフェンスは伝統的に積み上げてきたものがしっかり出せた」。
「ブレイクダウンにこだわると決めていたので、テンポを出して得点につながったし、最終的に勝利という結果になった。目標は日本一なのでそれに向けて全力でひたむきに行きたい」と胸を張った。
連覇が途絶えてしまった帝京の岩出雅之監督は「本当に天理の素晴らしいラグビーが敗因だと思います。我々の選手たちに、よくがんばったなと敬意を示したい」。
「ロッカールームで選手たちは泣いていたけど、今まで多くのチームの涙を見てきたので、われわれも涙して、しっかり、次に笑えるように頑張ろうと話をしました」。
「連覇が止まったことが悲しいものではなく、久しぶりに味わった本当の悔しさを大切にして、若いので挑戦する姿勢をより高めてほしいし、終わった結果は取り戻せないので、前に向いて進んでほしい」と選手たちを思いやった。
キャプテンのLO秋山は、「1年間準備してきたことを100%出そうと臨みました。自分たちがやるべきことを100%出し切ったが、結果は残念なものになりました」。
「天理の粘り強さが強いディフェンスを80分されたと思います。グラウンドに立てなかったメンバーも含めて、帝京全員で戦った結果がこの結果です。一緒に戦ってくれた仲間を誇りに思います」。
「今日の結果をしっかり受け止めて、1、2、3年生にしっかり来年にこの悔しさをつなげてもらいたい」と悔しさをにじませつつも、毅然とした表情を見せた。
王者・帝京を下した天理は1月12日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる決勝で明治と対戦し、天理初の、そして関西勢としては1984年の同志社大学以来の大学王者を目指す。
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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