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3回戦の全試合が終わった後、ベスト8に進出したキャプテンによって抽選が行われ、1月3日の準々決勝の組み合わせは下記の通りに決まった。
なお、準々決勝でAシード同士の対戦はなく、「西高東低」と言われて久しい高校ラグビー界だが、ベスト8中6校が西のチームとなった。
10:30 ★長崎北陽台(長崎) vs. ☆東福岡(福岡)
11:55 ☆大阪桐蔭(大阪第3) vs. ★報徳学園(兵庫)
13:20 ★天理(奈良) vs. ☆桐蔭学園(神奈川)
14:45 ★流通経済大柏(千葉) vs ★常翔学園(大阪第1)
準々決勝1試合目は、Aシードの東福岡とBシードの長崎北陽台の九州勢同士の激突となった。
両者は2月、6月と九州大会で対戦し、東福岡が43-5、52-10で快勝。攻撃力に長けた東福岡が有利は動かないが、長崎北陽台としては、ディエンスで粘り、まずは僅差の展開に持っていきたい。
2試合目はAシードの大阪桐蔭とBシードの報徳学園という〝関西ダービー〟となった。
両者は3月の近畿大会決勝で対戦しており、大阪桐蔭が56-7で勝利している。FWの力強さ、圧力では大阪桐蔭が有利だけに、報徳学園はFW陣がどこまで踏ん張り、決定力の高いBKにボールを回すことができるかが鍵となろう。
3試合目はAシードの選抜王者・桐蔭学園と、Bシードの選抜大会ベスト4の天理の対戦となった。運動量豊富で、展開力があり、スキルも高く、個々の選手のタックル力もあるなど、互いに似たチームである。
桐蔭学園としてはボールを継続し、しっかりとトライを重ねたい。天理はディフェンスでプレッシャーをかけてペースを握りたいところだ。
4試合目は互いに3回戦で快勝した流通経済大柏と、常翔学園というBシード同士の激突となった。
流通経済大柏は早稲田実業(東京第1)と京都成章(京都)に、FWとBK一体となったプレーで快勝し、力のあるところを見せつけた。
常翔学園もFWもBKも前に出る力があり、桐生第一(群馬)、黒沢尻工業(岩手)を寄せ付けなかった。総合力のある両チームだけに接戦が期待できそうだ。
シード校同士がぶつかる準々決勝4試合は熱戦となることは必至だ。果たして1月5日のベスト4に進むのはどこになるのか。
なお、準決勝の対戦カードは1月3日の4試合目の後、各校の主将によって抽選で決定される。
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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