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1月1日の元日、大阪・東大阪市花園ラグビー場で「花園」こと、全国高校ラグビー大会3回戦の8試合が行われ、ベスト8が出揃った。Aシードの桐蔭学園、大阪桐蔭、東福岡を筆頭に、ベスト8の8校はすべてシード校となった。
まず、第1グラウンドの結果から見ていきたい。第1試合は優勝候補の一角、Aシードの大阪桐蔭。
SH(スクラムハーフ)秋山良雅(3年)が先制トライを挙げると、その後もFW(フォワード)とBK(バックス)一体となって前に出続けて14トライの猛攻。守っては零封し、玉島を圧倒して90-0で勝利した。
第2試合はBシード同士の対決となった。先制されたものの、天理は試合開始からリアクションがよく、守りも堅く、FWに強みのある中部大春日丘を1トライに抑えた。
また、攻撃でも好機でCTB(センター)山村勝悟(3年)、WTB(ウィング)豊田祐樹(2年)らが、3トライを重ねて21-10で勝利し、3大会ぶりのベスト8進出を決めた。
第3試合も長崎北陽台と茗渓学園というBシード同士の対戦となり、お互いにターンオーバーを繰り返す接戦。得点を取り合う展開となるが、茗渓学園がリード。
だが23分、長崎北陽台のFL(フランカー)山内裕斗(3年)がモールから抜け出しトライを挙げて21-15で逆転し、11シーズンぶりの8強入りを決めた。
4試合目はBシードの流通経済大柏、対するはシード校に勝利して勝ち上がってきた京都成章。
流通経済大柏は前半こそ、7-0と相手のディフェンスの前に苦しんだが、後半はSO(スタンドオフ)家村健太(3年)を軸にキックやループパスをつないだ展開などで崩して6トライ。45-14で快勝した。
【第1グラウンド】
☆:Aシード ★:Bシート
☆大阪桐蔭(大阪第1)90-0玉島(岡山)
★天理(奈良)21-10★中部大春日丘(愛知)
★長崎北陽台(長崎)21-15★茗渓学園(茨城)
★流通経済大柏(千葉)45-14京都成章(京都)
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