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ラグビー コラム 2018年12月30日

早稲田、5季ぶりの『年越し』。そして再びの早明戦。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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「一度死んだ身なので」。相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)は準々決勝を終え、こう表現した。

試合時間残り20秒、見ていた誰もが敗戦を覚悟した絶体絶命の場面から逆転できたのは、グラウンドに立つ選手たちの中に、まだ終われない、絶対に勝つ、という『意地』があったからだ。

逆転トライのWTB佐々木尚(社4=神奈川・桐蔭学園)や、フランカー佐藤真吾主将(スポ4=東京・本郷)ら、4年生の『意地』もチームを鼓舞させる。

一方、明大にも『意地』がある。対抗戦で敗れた早大に、再び負けるわけにはいかない。そんな思いを抱き、この一戦に臨むだろう。

早大ラグビー蹴球部100周年の今季、長年しのぎを削ってきた伝統の早明戦を、我々はもう一度目にできる。決勝進出をかけて、それ以上に、早明両校の『意地』をかけて。1月2日(水)、熱戦の火ぶたが切られる。

文:元田蒼/写真:初見香奈子、萩原大勝(早稲田スポーツ)

◆ラグビー大学選手権 準決勝
・1月2日(水)午後4:30 明治大学 vs. 早稲田大学
※J SPORTS 1で放送、J SPORTSオンデマンドで配信

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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