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ラグビー コラム 2018年12月19日

天理大学、関西の絶対王者が頂点を目指す。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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突破するNO8マキシ。天理の中軸だ

ラグビー全国大学選手権は、12月22日(土)の準々決勝からシードされていた各リーグの王者が登場する。

大阪・キンチョウスタジアムでは、関西大学ラグビーAリーグで3年連続10回目の優勝を果たした天理大学が、大東文化大学(関東リーグ戦2位)の挑戦を受ける。

「一手一つ」をスローガンに掲げる天理大の強さは、今年も春から関西では際立っていた。5月の招待試合では24-17と明治大学を下し、筑波大学には敗れたが、関西の春季トーナメントでは同志社大学を破って優勝。

さらに8月の練習試合では、再び明治を24-19で下し、リーグ戦王者となった東海大学にも42-38と勝利した。V9中の帝京大学にこそ、12-14と勝てなかったが関東の強豪と互角、いやそれ以上の戦いを見せた。

そして迎えた関西大学Aリーグ。開幕戦で関西大学を116-7で下して勢いに乗ると、春から調子の良かった同志社大を59-0で完封。

そのまま連勝街道をひた走り、優勝がかかった最終戦の京都産業大学戦も前半こそ14-12と競るが、後半は天理大の攻撃力が爆発し、計10トライを挙げて70-12と圧勝。

1試合平均68得点、9失点という実力を見せつけて、7戦全勝で3年連続10度目の関西王者に輝いた。

トンガ人留学生もおり、アタック力に注目されがちだが、スクラムも強く、キャプテンHO(フッカー)島根一磨(4年)が「ディフェンスのリアクションを持ち味にしている」と言うとおり、今年はディフェンスも堅固だ。

相手を零封した試合も2試合あり、多くても失トライは3と関西リーグ戦を通してディフェンスは安定していた。

HO島根主将、PR加藤、小鍛治の第1列

今年の天理大は、ほぼメンバーを固定して戦っていた。まずはFW(フォワード)から見ていくと、キャプテンHO島根がリードし、左PR(プロップ)加藤滉紫(4年)、右PR小鍛治悠太(2年)がスタメンを張り続けている。

控えにもU20日本代表のPR谷口祐一郎(2年)、PR山川力優(3年)がおり、スクラムは大学随一の強さを誇る。

バックファイブもLO(ロック)は由良祥一(4年)、アリペリ・モアラ(1年)のコンビ、FL(フランカー)はU20日本代表で主将を務めたFL岡山仙治(3年)、佐藤慶(2年)の運動量豊富な2人。

NO8(ナンバーエイト)はサンウルブズの練習生にも選ばれた突破力に長け得た、FL/NO8ファウルア・マキシ(4年)と多士済々。

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