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ラグビー コラム 2018年12月17日

神戸製鋼が15年ぶりの優勝、「ロッカールームは笑顔でいっぱい」。トップリーグ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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トライを決める神戸製鋼CTBアシュリークーパー

後半、先に点を取って追い上げムードを作りたかったサントリーは、自陣から積極的にアタックをしかける。

だが、6分、神戸製鋼はCTBアダム・アシュリークーパーのタックルからターンオーバー。そのままボールを継続し、最後はSH日和佐からCTBアシュリークーパーと繋ぎトライ。SOカーターのゴールも成功(29-5)。

2トライを挙げた神戸製鋼FB山中

さらに神戸製鋼がたたみかけて、8分、相手キックオフボールをキープし、最後はFB(フルバック)山中亮平がトライ。34-5として勝負を決めた。

勢いの止まらない神戸製鋼は、14分、LOトム・フランクリンが相手ディフェンスを倒しながら独走トライ。

17分、今度は敵陣5mラインアウトから攻撃を継続し、最後はFL(フランカー)グラント・ハッティングがトライし48-5と一方的なゲーム展開となる。

ノーサイド直前の38分にもFB山中がダメ押しのトライ。途中出場のSOヘイデン・パーカーのゴールも決まり、55-5でノーサイド。前半から攻守に渡って前に出続けた神戸製鋼が8トライを挙げて圧勝した。

いいところをほとんど出せず、3連覇ならなかったサントリーの沢木敬介監督は「前半、ゲームの入りのところから、サントリーじゃないプレーが何個も続いて、自分たちのペースに持ち込むことができなかったことが一番の敗因」。

「決勝は当たり前のことをどれだけ平常心で精度高くできるか、ということが大事で、それをできたチームが勝つ。僕ら2年勝っていて、わかっていると思ったつもりでしたが、3年目でプレッシャーもあったのかもしれません」。

「そこをしっかりコントロールできなかったのは、全部僕の責任です」と自らを責めた。

SH流大キャプテンはサントリーらしいラグビーができなかった要因として、「ボールを簡単に失ってしまった。ディフェンスでは、トライを取られましたが、すごくいいディフェンスをしている時間帯もありました」。

「実際にボールを取り返して、さあアタックという時にボールキャリアのところでミスがあったり、ブレイクダウンでミスがあったりしました」。

「リーグ戦で(神戸製鋼に)負けた時もそうでしたが、自分たちのアタックで簡単なエラーでボールを失うことが今日も多々あった。どこかで隙もありましたし、相手のプレッシャーもあったと思います」と振り返った。

キャプテン経験もあるベテランLO真壁伸弥は、「セットプレーで戦えていたので、もっとセットプレーラグビーをすればよかった」。

「自分たちのラグビーを貫こうとしたが、インプレーであれだけ食い込まれるならラインアウトとスクラムでセットプレーラグビーすれば、タラレバですが、よかったのではないかなと後悔しています」と話した。

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