人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年12月10日

サントリー、3連覇へ王手。「ハングリーに準備する」と沢木監督。トップリーグ総合順位決定トーナメント準決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

サヨナラPG、サントリーSOギタウ

5分、ヤマハ発動機の選手が蹴ったハイパントをFB松島幸太朗がカウンターアタックを仕掛けてチャンスを作ると、相手選手がペナルティ。

サントリーは迷わずPGを選択、42mほどの距離をSOギタウが左足で落ち着いて決めて28-25で勝利し、ノーサイドを迎えた。

サントリーはチャンスにしっかりトライを挙げる嗅覚と、後半以降、相手を3点に抑えたディフェンスが光った。

ハットトリックのサントリーWTB尾崎

ルーキーながら大舞台でハットトリックを達成したWTB尾崎はこう試合を振り返った。

「すごく嬉しいです。トップリーグの前半戦は、自分自身、いいパフォーマンスが出来なくて、日本代表にも選ばれなくてすごく悔しい気持ちは自分の中にもありました」。

「そこで腐るのではなく、自分に足りないものはなにかをしっかりと見つめて、だんだん調子が上がってきた。最後、やっぱりチームが一つになって、我慢強くディフェンスをして逆転することができました」。

後半、失点を3点に抑えたサントリー

また、ディフェンスについては、LO真壁伸弥は「一人ひとり、役割をやることがしっかりわかっているのと、ペナルティしないという決めごとがしっかりできている」。

「モールは1回取れましたが、あとは(モールディフェンスで)プライドを見せられたと思います」と胸を張った。

また、秋の日本代表遠征でも活躍したFL西川征克は「我慢することにフォーカスして、ミスしない、反則しないことに拘っているところが負けない、最後勝つ要因になった」とベテランらしく冷静に振り返った。

ヤマハ発動機の清宮監督と堀江主将

惜敗を喫し、少し目を赤くしていたヤマハ発動機の清宮克幸監督は、まず「両チーム持ち味を出した準決勝にふさわしい試合だったんじゃないか」と感想を述べた。

その後、「勝敗を分けたものはいくつかありますけど、(後半)完全に崩しきったところで最後にノックオンしてしまった、ゴール前のシーンだったかなと」。

「取り組んだことが、しっかり形に表れて、あれがトライになっていればというシーンだった。最後、後半、残り10分。そして、延長のサドンデス。あの状態でのサントリーのディフェンスの勇気、ディシプリンは本当に素晴らしかった」と反省しつつ、古巣を称えた。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ