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ラグビー コラム 2018年11月27日

同志社、最終戦を勝つも5位。早すぎるシーズン終了。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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タックルを受けながらも前に進む山口

前半終了間際にもCTB山口がゴールライン手前までゲインし、そこから速いテンポで右へ展開。サイドの高野へボールが渡り、スピードで突破して2本目となるトライを決めた。

17—19の2点ビハインドで後半へ入ると、先に仕掛けたのは同志社。敵陣でのラインアウトを獲得し、左右に振りながら攻めていく。

途中出場のFB南野仁が柔らかいステップで相手をかわしてくと、FL(フランカー)堀部直壮も体格を生かした力強いゲインで突破を図った。

5m手前まで攻め込み、後半7分、ラックからブラインドサイドへ回して永富から嶋にボールが渡る。1人を弾き飛ばすと、もう1人のディフェンスを押し込みながらインゴールまで持って行った。

だが、逆転トライもつかの間、9分に関大のダイレクトタッチで敵陣10m付近の中央スクラムというチャンスが巡ってくるも、まさかの展開となった。

FWの平均体重を同志社が6.2kg上回っている中、関大のプレッシャーを受けると嶋がキープしていたボールをSH(スクラムハーフ)木下皓太にもぎ取られて独走トライを決められた。再びリードを許し、その後は均衡した試合が続いた。

最後に意地を見せたい同志社は、18分に永富のトライで逆転すると、さらに27分、HO(フッカー)平川隼也がゲインしボールを置いて再び自ら突破。

副将コンビのトライで38-26と点差を広げた。36分にトライを決められ、38-33と5点差に迫られるも、なんとか逃げ切って最終戦を勝利で飾った。

伝統校の重みを背負いながら戦い抜いた関西リーグ。「絶対的な強さを出せなかった」(同志社・萩井好次監督)。京都産業大学や関西学院大学など接戦を落としたことが後から響いた。

思い描いていた結果には届かず、「最後は苦しいシーズンになってしまった」(山口)。しかし、「頼りないキャプテンでしたけど、ついてきてくれてありがとう」と一緒に戦ってきた仲間たちに感謝を述べた。

山口率いる第108代目の戦いは悔しさの残る幕引きとなった。

文:於保いちこ/写真:藤田友樹(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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