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ラグビー コラム 2018年11月22日

慶應義塾、8年ぶりの早稲田戦勝利で21世紀初の優勝を目指す。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 慶應スポーツ新聞会
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しかし、慶大は早稲田の強力なアタックに対抗する術を持っている。それが慶大の十八番であるタックルだ。相手を止めて、ディフェンスからどれだけ流れを生み出せるかが勝負の鍵を握りそうだ。

相部のタックルに注目だ

これまでも出場している選手が『魂のタックル』を見せてきた慶大。その中でも特に注目なのは相部開哉(政2・慶應)だ。

U20日本代表から、プレーと精神の両方で一回り大きくなって帰ってきた相部は、出足の早い、低く突き刺さるタックルで数々の攻撃を止めてきた。慶大ラグビーの体現者とも言える彼のプレーに注目したい。

もう1つ重要なポイントは、慶大が細かい部分で精度の高いプレーをし続けることができるかだ。

特に、セットプレーをどれだけ高い精度でできるかは勝敗に直結するだろう。僅差で敗れた帝京大戦は、勝負どころのラインアウトの失敗が敗戦に響いた。

逆に、劇的な勝利を収めた明大戦では、前半はスクラムで劣勢を強いられていたものの、後半はHO(フッカー)安田裕貴(政3・慶應)、PR(プロップ)大山祥平(経2・慶應)の投入で、一気に形勢を立て直した。

彼らが、『重戦車』と呼び声の高い明大のスクラムをはねのけ、最後の逆転トライを生み出したと言っても過言ではない。

今年のチームは、この1年間『細部』にこだわり続けてきた。明治大戦同様、慶大が今年こだわり続けたことが実を結んだ時、8年ぶりにアカクロの壁を破ることができるはずだ。

重要な対抗戦の中の1つであるが、それでも早慶戦は特別だ。選手にとっては最高の晴れ舞台であり、それだけプレーも白熱するに違いない。ともに実力的には拮抗している両者。そのため今年も接戦が予想される。

お互いのプライドをかけて、どちらが最後に歓喜の雄叫びをあげるのか。勝負の決する瞬間を楽しみに待ちたい。

文:菊池輝、田中壱規/写真:川下侑美、田中壱規(慶應スポーツ新聞会)

・11月23日(金・祝)午後1:50 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学
※J SPORTS 1 生中継&J SPORTSオンデマンドLIVE配信

慶應スポーツ新聞会

慶應スポーツ新聞会

慶應義塾大学文化団体連盟所属の公認サークル。通称ケイスポ。全40ある体育会の取材から記事の執筆、年7回の新聞製作まで全て学生の手で行う塾内唯一のスポーツ新聞サークル。部員数約50名、35年の歴史を持つ。»慶應スポーツWebサイト

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