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赤紺の勢いは誰も止められない。後半開始後も試合を優位に進めていった。2分、ラインアウトからモールで押し込みファカイがトライすると、10分にもゴール左中央5mからファカイが相手ペナルティからキックで速攻し、もうワントライ。
27分には10mライン右からバックスで展開し、代わった20番・城間賢(2年=御所実業)が抜け出し中央にトライ。ゴール成功で52-0とした。
何度か自陣に攻め入られても、京産大ディフェンスの層は厚い。昨季は後半ロスタイムでの逆転勝利を飾り、今季もここまで同率2位だった関学大相手に、80分間一度もゴールラインを越えさせなかった。
MOM(マン・オブザ・マッチ)には4トライを挙げ、大量得点の立役者となったフェインガ・ファカイが選ばれた。6節目にして念願のMOM選出に「選ばれて嬉しかった。次の試合、万全で出られるようにがんばる」と喜びを口にした。
また、試合後のキャプテンインタビューで上田克希主将(4年=東海大仰星)は「やりたいことができた試合」と振り返り、「来週、しっかりとやり切って優勝、日本一へと繋げていきます」と駆け付けた約2000人の観衆を前に宣言した。
次週の天理戦、勝利した方が関西リーグ制覇となる。1998年以来、20年ぶりの関西の頂まで、あと1勝。ひたむきに、学生らしく、FW(フォワード)が前に出てBK(バックス)が応える「京産大らしさ」にこだわって―。赤紺の戦いは続く。
文/写真:山内美優(京産大アスレチック)
◆11月24日(土)午後2:00 京都産業大学 vs. 天理大学
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